2019年8月8日
株式会社NTTデータ
株式会社NTTデータ(以下、NTTデータ)は、営農支援プラットフォーム「あい作™」(以下、「あい作」)注1と、全国農業協同組合連合会(以下、JA全農)が提供する営農管理システム「Z-GIS」(読み:ゼット・ジー・アイ・エス、以下、「Z-GIS」)注2とのサービス連携を2019年8月8日より開始します。
本サービスの連携では、「あい作」にて登録された農家の圃場情報や農作物の栽培情報を、「Z-GIS」の電子地図上で可視化することを実現します。これにより、農地の圃場情報と最新の栽培状況が電子地図上で確認できるため、営農指導員による農家への営農指導や農地の利用計画策定、日々の営農業務の効率化が期待できます。
今後、NTTデータは、多くの圃場を保有する農家や営農指導員のさらなる作業効率化を目指し、連携可能な情報を拡大するなど、利用シーンに合わせた連携機能を拡充する事でユーザーの利便性向上を目指します。
日本の農業は、担い手の減少・高齢化により労働力の確保が喫緊の課題となっています。今後、農業者一人当たりの耕作面積が増加していくと考えられる中、多くの圃場を抱え、圃場が分散していることによる非効率化、生産性の低下などが産地課題となっています。
「Z-GIS」は、GIS注3を利用して圃場情報をインターネット上の電子地図と関連付けることで、効率的な営農管理を実現する手段の一つです。NTTデータは、電子地図上の多様な栽培情報を収集・更新可能とすることが、課題解決のさらなる有効手段であると捉え、「あい作」とのサービス連携に至りました。
今回のサービス連携では、「あい作」で管理している地域全体の農家の圃場情報や農作物の栽培情報を「Z-GIS」と連携させ、電子地図上での可視化を実現します。JA全農が「Z-GIS」を他社サービスと連携することは、「あい作」が初めての取り組みとなります。
図:「あい作」と「Z-GIS」の連携イメージ
「あい作」は農業協同組合、農事組合法人等の営農活動を支援するためのクラウドサービスです。栽培計画、栽培記録、連絡・相談等、スマートフォンやタブレットから利用でき、産地の営農活動の高度化・効率化を支援するサービスとして、2018年10月より提供しています。
このたび、「Z-GIS」とのサービス連携により、農地の圃場情報と最新の栽培状況が電子地図上で確認できるため、営農指導員による農家への営農指導や農地の利用計画策定、日々の営農業務を効率化できます。今回の連携では、連携第一弾として「あい作」の組合員担当者向け機能を対象としており、本機能は、既存の「あい作」利用ユーザーである組合担当者はそのまま利用することができます。
今後、NTTデータは、多くの圃場を保有する農家や営農指導員のさらなる作業効率化を目指し、連携可能な情報を拡大するなど、利用シーンに合わせた連携機能を拡充する事で、ユーザーの利便性向上を目指します。
株式会社NTTデータ
第三金融事業本部
戦略ビジネス本部
食農ビジネス企画担当
大川、西崎、丸山
TEL:050-5546-9784
ニュースリリースに掲載されている、サービス内容、サービス・製品の価格、仕様、お問い合わせ先、その他の情報は、発表日現在の情報です。その後予告なしに変更となる場合があります。また、ニュースリリースにおける計画、目標などは様々なリスクおよび不確実な事実により、実際の結果が予測と異なる場合もあります。あらかじめご了承ください。
ニュースリリースの更新状況をいち早くお知らせするために、メール配信を行っております。
NTTデータが出展・講演するイベント・セミナーの情報をご覧いただけます。