育成

社員の能力開発を支援するための様々な研修体系整を整備し、高度な専門性と変化への対応力を有するプロフェッショナル人財やグローバルで活躍できる人財の育成に注力しています

教育・育成の考え方

社員の能力開発を支援

NTTデータの教育・育成の原点は、社員が自発的に目標を持って「学び成長したい」と考えることです。人財育成の基本方針としては、実務教育(OJT)を要に、それを補完するものとして集合・オンライン研修(OFF-JT)を充実させることとしています。
各職場では、育成責任と育成指導の役割分担を明確に定め、社員が自身の年間学習計画を設定する制度を設けることで、職場・社員双方へ組織的に働きかけ、学習意欲を高めています。
中長期を見据えたキャリア開発や自己成長のための目標設定、仕事の成果等について上司・社員間で定期的な面談を通したフィードバックやアドバイス等を行っています。
また、目まぐるしく変化する事業環境に対応するため、高度な専門性と変化への対応力を有するプロフェッショナル人財の育成やグローバル市場で活躍できる人財の育成にも注力しています。

教育・育成の考え方

研修体系

推進体制

NTTデータでの研修体系は、専門性を高める「テクニカル系研修」と、ビジネスパーソンとしての能力向上を図る「ビジネス系研修」、グローバル対応力を鍛える「グローバル系研修」があり、社員の役職や業務に応じて必要な研修を適切なタイミングで受講できる環境を整えています。また、すべての社員が業務から離れて一定量の知識やスキルを習得できる体制も整備しており、社員一人あたり年間91時間を研修に充てています。
「新入社員研修」では、自律した人財に成長していくために必要なマインド・能力の基盤を形成するためのプログラムを実施しています。

研修体系

2020年度 社員1人当たりの年間学習時間と研修コスト

2020年度
年間学習時間 91時間
年間研修コスト 622,000円

プロフェッショナルCDP

プロフェッショナルCDPによる人財育成の仕組み

日々、ビジネス環境が変化し、お客様のITニーズも多様化する中、柔軟かつ適切に対応できる人財づくりが重要です。NTTデータでは、社員が高度な専門性と変化対応力を有するプロフェッショナルな人財となることを目的に「プロフェッショナルCDP(Career Development Program)」を導入しています。「プロフェッショナルCDP」は、社員の現在の到達レベルの認定や能力開発の方法をわかりやすく社員に提示し、入社から退職までの社員一人ひとりの自律的な成長を支援するもので、国内グループ会社へも展開を図っています。2020年度には国内外*1で19,300人が新規認定され、延べ72,000人が現在当社グループで認定されています。
プロフェッショナルCDPでは事業の必要性に応じて段階的に人財タイプを創設します。テクノロジー、ビジネスの変化に対応すべく、2019年度に「ビジネスディベロッパ」、「データサイエンティスト」、2021年度にはデジタルビジネスを牽引する人財として「デジタルビジネスマネージャ」、エンドユーザー視点で新たな価値を提案する「サービスデザイナ」、プロジェクトマネージャの新たな区分としてアジャイルを追加しており、現在では14の人財タイプから構成されています。当社グループでは、新規ソリューションの創出や事業領域の拡大の重要性が高まる中、引き続き、変化に柔軟なプロフェッショナル人財の育成を推進しています。

  • *1国内会社においては、プロフェッショナルCDPの名称で実施。海外会社においてはNTTDATA Learning Certification Institute(NLCI)の名称で同等の内容で実施しており、認定者数等は合算値。
プロフェッショナルCDP全体像

プロフェッショナルCDP全体像

プロフェッショナルCDP導入による変化・効果

プロフェッショナルCDP導入による変化・効果

Digital&Global人財育成

中期経営計画(2019~2021年度)において「デジタル対応力の強化」と「グローバル対応力の強化」の2つを軸とした人財育成に取り組んでいます。海外、国内グループ会社においても、NTTデータ単体と同様の専門スキル向上等の人財育成プログラムを実施しています。
社員の継続的なスキルアップ/学び直しをねらいとして業務時間の一部を自身のスキル強化、他組織とのナレッジ共有等に充てるセルフイノベーションタイムを2019年度から実施しており、2020年度は全社1人当たり平均80時間の実績となりました。社員一人ひとりの自己変革、全社でのコラボレーション創出をめざし継続的な取り組みを進めています。

デジタル対応力の強化

新中期経営計画において、全社員のデジタル対応力強化に重点的に取り組んでおり、様々な制度設計を推進しています。

Digital Acceleration Programを開始

デジタル技術の知見を有し、サービスを設計・開発し全社でデジタルビジネスをリードする「デジタル専門人財」を戦略的に育成する施策として、DAP施策を2019年に開始しました。
先端領域OFF-JTや多様な先端案件での実経験を合わせた一連の育成プログラムに2022年1月末時点で延べ85名が参加し、プログラムでの経験を活かし現場で活躍しています。

Digital Boot Camp等の育成プログラム提供

デジタル人財育成のスキル体系やメソドロジーを開発し、チームレイヤからマネジメントレイヤまでマインド変革やスキル獲得のための研修プログラムを実施しています。2017~2020年度で延べ32,000名に「意識改革、行動変容」「デザイン」「AI」「Agile」「IoT」「クラウド」「ITアーキテクト」「セキュリティ」「組織変革」についての研修等を実施しました。

Center of Excellence(CoE)

中期経営計画(2019~2021年度)の根幹を担うグローバルデジタル戦略の活動の1つとして、グローバル横断で最先端技術の知見を蓄積する取り組みであるCoE(Blockchain、Digital Design、Agile/DevOps、AI、IoT、Intelligent Automation、Software Engineering Automationの7分野)を拡充しております。CoE活動を通じ、2021年度末までに、CoE全体でデジタル先進技術人財を5,000名規模にすることをめざしています。

Tips

AI CoE

AI市場は2025年までに4兆円規模に成長するといわれています。そうした時流に対応するべくNTTデータでは、AI分野においてお客さまから信頼されるグローバルパートナーとなるため、AI知識集約、トレーニング、技術支援、アセット(知的資産)提供などを行うグローバル横断でデジタルビジネス拡大を支援するための活動としてAI CoEを設立しました。メンバーはグローバル各社からの約130人で構成され、今後も各国グループ会社のAI専門技術者が参加し拡大していく予定です。

【事例】宮崎大学とNTTデータがAI画像診断の実証実験を実施
~腎臓CT画像に対して、高い精度であらゆる異常を検出可能であることを確認~AI画像診断支援ソリューションで腎臓のあらゆる異常の検出を行う実証実験を実施

技統本塾

全社から塾生を募り、NTTデータグループを代表するトップエンジニアから直接指導を受けることで、次世代のトップ技術者として育てていく取り組みを行っています。
2021年度には、NTTデータグループにも展開し、グループ全体でトップ技術者の育成を進めています。

技統本塾の講座レベル

技統本塾の講座レベル

さまざまな技術分野を代表する塾長

さまざまな技術分野を代表する塾長

講義風景

講義風景

グローバル対応力の強化

グローバルマーケットで活躍できる人財育成

海外事業の急速な拡大に伴い、市場や競争環境の変化に応じて柔軟に活躍することのできるグローバル人財を育成する為に、主として「グローバルに活躍できる幹部人財の育成」と「日本国内で採用した人財のグローバル化」を軸に取り組んでいます。
全世界のグループ会社が合同で、次世代を担う経営層を育成する為のGLP(Global Leadership Program)を実施しています。GLPでは、グローバル/ローカル両面の戦略に対する課題を検討し、その両面からOne NTT DATAを実現するためには何が必要か、何をすべきかを自分ごととして考えられるようになることを目的としています。このようなグローバルのプログラムから輩出された卒業生は650人を超えており、今後もグローバルに活躍できる幹部人財の継続的な育成に取り組んでいきます。
一方、日本国内で採用した人財に向けては、グローバルビジネスで活躍できる人財の育成を目的としたプログラムを各階層に展開しています。例えば若年層向けのReadiness Driveプログラムでは、演習やグループワークを通じて、異文化対応力の強化、自社のグローバルビジネスの理解、英語力の向上を図るとともに、海外企業に対しビジネス提案を行ったり、多国籍チームで働く実践トレーニングも行います。また、グローバルな実務経験を有する社員を育成する為、海外案件への派遣を支援するBAA(Business Acceleration Assignments)プログラムも実施しており、研修に留まらない多様な「場」を提供しています。
その他、採用地域によらない若年層向けの新たな取り組みとして、オンラインで各国の社員が学びを共有するコミュニティNINGEN(NTT DATA's International Network of NextGEN)を形成し、海外グループを交えたグローバル対応力強化に取り組んでいます。
世界55カ国に広がる社員の多様性と個性とを尊重し合える育成の場を実現することは、当社のダイナミズムそのものであり、より高みのあるビジネスに挑戦する原動力となっています。

グローバルリーダーシッププログラム

グローバルリーダーシッププログラム

Regional Leadership Program-JAC

Regional Leadership Program-JAC

Readiness Drive Program

Readiness Drive Program

NTT DATA's International Network of NextGEN

NTT DATA's International Network of NextGEN

グローバル人財の育成フレーム

グローバル人財の育成フレーム