育成

高度な専門性と変化への対応力を有するプロフェッショナル人財やグローバルで活躍できる人財の育成に注力し、社員の多様な専門性・志向に応じた学習を推進しているほか、高い専門性に応じた処遇の実現等、社員の自律的な成長を促す制度を整備しています。

デジタル対応力強化の取り組み

デジタル化が加速する中、「全社員のデジタル対応力強化」に取り組んでいます。2017年度からデザイン思考やアイディア発想法に関する研修やセミナーを実施し、2019年度からは社員の継続的なスキルアップ/学び直しをねらいとして業務時間の一部をDigital& Globalに向けた自身のスキル強化、他組織とのナレッジ共有等に充てるセルフイノベーションタイムを推進し、2021年度は全社1人当たり平均71時間の実績となりました。
また、デジタル人財の育成強化のため、デジタル技術を学ぶための研修プログラム(Digital Boot Camp)や先端領域OFF-JTや多様な先端案件での実経験を合わせた一連の育成プログラム(Digital Acceleration Program)を2019年度から開始し、技術者の育成を進めています。2021年度は、当社グループを代表するトップ技術者が直接指導する「技統本塾」を当社グループにも展開し、グループ全体でのトップ技術者育成を進めているほか、新たな取り組みとして、注力技術領域(Cloud、D&I、Cyber Security、EAS、ADM)の最先端技術が学べるように、グローバル共通で教育プログラムを集約し、ラーニングパスの整備とプログラム提供を進めています。
加えて、デジタル化によるビジネス及びテクノロジーコンサルティングのニーズ拡大を背景に、フォーサイトを起点としたコンサルティング力の強化を目的とした組織変更やグローバル連携を進めています。各分野にコンサルティング専門組織を立ち上げるとともに、代表取締役社長直轄の本社組織を2022年7月に設置し、方法論の整備とその実践の支援、コンサルティング人財の育成等を進めています。現在グループ全体では約2,400人がコンサルタントとして活躍しており、今後は更に、ナレッジ共有や人財育成を進め、質を伴った量の拡大を図ります。また、AWS、Microsoft、Google Cloud等といったパートナー企業との戦略的協業により、デジタル人財育成の連携を強化しており、教育コンテンツをグローバルで活用し、クラウド技術者15,000人以上の育成を実現しています。

Digital Acceleration Program

Digital Boot Camp

技統本塾

全社から塾生を募り、NTTデータを代表するトップエンジニアから直接指導を受けることで、次世代のトップ技術者を育成

さまざまな技術分野を代表する塾長

さまざまな技術分野を代表する塾長

講義風景

講義風景