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キャッシュレス決済を革新するNTTデータの「デジタル特区」

日本最大級のキャッシュレス決済プラットフォーム・CAFIS(キャフィス)や、その周辺のさまざまなキャッシュレス関連サービスを開発、提供している、NTTデータのカード&ペイメント事業部。同事業部では、独自の組織運営をおこなう「デジタル特区」としてデジタルペイメント開発室を立ち上げ、柔軟なカルチャーを育んでおり、時代を先駆ける新しい価値創造を続けています。その事業や業務の魅力について、最前線で活躍する3名にお話を伺いました。

目次

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事業拡大するカード&ペイメント事業部の独自戦略

CAFISは、国内ほぼすべてのカード会社・金融機関と100万店以上の加盟店を結ぶ、35年以上の運用実績を持つ日本最大級のキャッシュレス総合プラットフォームです。昨今のキャッシュレス市場の拡大に伴い、CAFIS事業も右肩上がりで成長を続けており、現在は1カ月あたり9億件を超える取引を扱っています。

こうした事業成長を支えるのが、カード&ペイメント事業部の独自の組織運営です。NTTデータのなかでも「特区」と位置づけられ、新しい価値をすばやく作り上げるべく、アジャイルな開発プロセス、クラウド活用などを通して新しいサービスを次々と立ち上げています。

この独自の組織運営、事業戦略について、カード&ペイメント事業部のデジタルペイメント開発室室長を務める加藤氏が動画で解説します。

AI系ベンチャーから転身。3社目でつかんだ本当にやりたい仕事

──敷地さんは2020年にNTTデータにキャリア入社されています。前職でのご経験や転職の経緯についてお聞かせください。

私はこれまで大手SIer、AI系ベンチャー企業を経験しており、NTTデータは3社目です。前職では、データアナリストとしてデジタル施策やテレビCMなどの効果測定、分析をしていたのですが、エンジニアとして自分の手で開発を手掛けたいという思いが強くなり、転職を決めました。

転職活動では、約30社と面談しました。そのなかでNTTデータに入社を決めた理由は、自分のやりたいことを後押ししてくれたからです。面談した企業の多くが私にデータアナリストとしての役割を期待しましたが、NTTデータは私の思いをくみとり「開発業務にすべての時間を使ってほしい」と言ってくれました。ここなら自分のやりたいことができる、と確信しました。

──現在はどういった業務を担当していますか。

希望通りエンジニアとして開発業務に従事しています。具体的には、お客様が運営するECサイトの注文データから、配送管理や送り状の制作や事前決済などを行えるWebアプリケーションを制作していて、お客様をプロダクトオーナーに見立てたアジャイル開発を行っています。スクラムマスターとエンジニアから構成される少人数のチームで、1週間単位で計画を立て、2週間単位でお客様に確認してもらうというスピード感で進めています。

このプロジェクトでは、これまでECサイト上の注文データを見ながら手書きで送り状を作成していたお客様の業務を、私たちが提供するWebアプリケーションによって自動化し、業務効率をぐっと改善しました。加えて、配送時の追跡番号の連携や、事前決済への対応なども行い、エンドユーザー側の利便性も高めました。

企画から開発、運用まで。サービス立ち上げのすべてを一手に担う

──仕事を通じて感じるやりがい、醍醐味について教えてください。

やはり、新サービスや新機能をリリースできたときに一番喜びを感じますね。現在担当するプロダクトでは毎月新機能をリリースしているのですが、フロントエンドからバックエンド、インフラまですべて自分たちで手掛け、運用も完全内製で行っています。自分たちが書くコード一つ一つに責任を感じますし、そのぶんやりがいも大きいです。

また、お客様とは非常に密にコミュニケーションを取っていて、作ったものに対して直接フィードバックをもらえますし、お客様のご要望をただ受け入れるだけではなく、こちらから提案したり議論を交わしたりする場面も多くあります。受発注の関係ではなく、まるで一つのチームのように開発を進められることも、仕事のやりがいにつながっています。

──カード&ペイメント事業部だからこそ得られるスキルや経験について教えてください。

カード&ペイメント事業部は、まだ新しい組織で裁量が大きく、自分たちでチームを作り上げて開発まで行うスタートアップのような組織です。

私たちのプロジェクトでは、お客様がプロジェクトオーナーとなるため、開発はもちろん、スケジュール管理やお客様との調整も必要です。加えて、プロジェクトを進めるうえでは、技術だけではなく、視野の広さも求められます。そのため、開発以外の業務も経験することで、ビジネスに必要となる一通りのスキルを得られるでしょう。

また、社内にはさまざまな事業やプロジェクトがあるので、描けるキャリアが多種多様です。例えば、開発に特化したキャリアを望むのであれば、私たちのような小規模チームで開発を手掛ける部署や大規模開発を担う部署もありますし、遅延の少ない効率的なサービス開発やマルチクラウド処理など、さまざまなスペシャリストへの道があります。

──どのような方に仲間になってほしいですか。

「フロントエンドだけしか担当しない」「バックエンド以外はわからない」といった考え方ではなく、何でもチャレンジしてみたいという貪欲さを持った方に仲間になってほしいです。

スキル面では、フロントエンドはNext.js、バックエンドはGo、インフラはAWSを使用しているので、これらの経験のある方は大歓迎です。

ただ、これらすべての経験が必要なわけではありません。フロントエンドかバックエンドのどちらかの経験があり、アジャイルでの進め方に抵抗がなければ十二分に活躍いただけます。一緒にプロジェクトを進めるなかで、私たちも間違えることはあるので、気づいたことや新しい意見があれば遠慮なく声をあげてくれる方だとうれしいですね。

モダンな技術×クラウド環境で、自らの手で開発する醍醐味

──谷頭さんは、社内公募で異動されたそうですね。これまでの経歴と異動された理由について教えてください。

私は2019年にNTTデータへ新卒入社し、地方銀行向けのシステム開発を行う部署で、インフラエンジニアとして基盤の担当をしていました。1年目はメインフレームを使用した勘定系システムのバッチ処理、2年目からはAWSを使用したサブシステムや行内システムの開発を担当していました。

カード&ペイメント事業部へ異動を希望した一番の理由は、自分で手を動かして開発をしたかったからです。異動前は、業務内容がマネジメント寄りだったのですが、「マネジメントではなく、もっと開発に向き合いたい」という気持ちが次第に強まりました。

モダンな技術を採用しているカード&ペイメント事業部であれば、自分のスキルを高めるのに最適だと思いましたし、当時フルスタックエンジニアとSREエンジニアが社内公募されており、それまでに培ったインフラエンジニアの経験を生かせると考え、SREエンジニアに応募しました。

──現在の業務内容と、これまでに担当したなかで特に印象に残っているプロジェクトについてお聞かせください。

現在、SREエンジニアとして、2種類の業務を担っています。1つはプラットフォームエンジニアリングの業務で、社内に向けて、クラウド環境を推進するプラットフォームの開発と運営に取り組んでいます。このプラットフォームを活用して、それぞれの部署がシステム開発を行っています。

もう1つが技術コンサルティング業務です。具体的には、私たちが開発と運営をしているプラットフォームを利用する社内のユーザーに対して、技術的なサポートやアドバイスを行っています。SREチームには技術の知識や経験の豊富なメンバーが多く在籍しているので、技術面でわからないことは、私たちに聞いてもらえれば答えられる体制となっています。

担当したなかで印象深いプロジェクトは、まさにいま進行しているプロジェクトです。非常に難しいプロジェクトで、レイテンシやレスポンスタイムなどの非機能要件が厳しいうえ、システムを止めてはいけないという制約があり、計画的なメンテナンスもダウンタイムなしで行う必要がありました。現在は、アーキテクチャを検討して、AWSの有識者と連携しながら進めています。

フラットな組織体制と自由な組織風土「まるで社内ベンチャー」

──仕事を通じて感じるやりがいについて教えてください。

サービスを提供する相手が社内の人ということもあり、距離感が非常に近く、プロダクトに対するフィードバックをすぐにもらえるため、やりがいを感じやすい環境だと思います。

また、クラウドを使用したサービスのアーキテクチャ設計を行うことが多いので、システム要件にぴったりとはまった構成が実現するとうれしいですね。これは、カード&ペイメント事業部だからこそ感じられる面白さでしょう。

──複数の分野を経験されてきた谷頭さんが感じる、カード&ペイメント事業部ならではのカルチャーの魅力をお聞かせください。

デジタルペイメント開発室は、「特区」として立ち上げられた経緯もあり、仕事の進め方や働き方がとても柔軟です。例えば私の場合、リモートワークの機会が多く、出社は週に1、2回程度です。働き方もフレキシブルに選択できる風土のため、毎日出社している人もいれば、月に1回だけ出社する人もいます。

異動前は、お客様のオフィスに常駐しており、組織体制はピラミッド型で、開発手法も何度もレビューを通してプロジェクトを進める伝統的なウォーターフォール型でした。そこから一転、カード&ペイメント事業部は組織体系がフラットで、開発手法はアジャイル型。エンジニアが裁量と責任を持って柔軟に進められる、自由な組織風土といえます。

扱っているシステムやサービスによって最適な開発手法や働き方があるので、どちらがいい、悪いという話ではありませんが、私にとって今の環境は働きやすく、とても気に入っています。

──今このタイミングで、カード&ペイメント事業部に参画するメリットについて教えてください。

今はチームで開発したプロダクトを社内に展開し、推進していくグロースの段階です。そのため、まだ作りきれていない部分の開発にも携われます。この段階だからこそ、プロダクトの推進と新規開発の両面に携われるので、面白いタイミングだと思います。モダンな技術を扱う部門で、豊富な知識と経験を持つメンバーと一緒に働くことで、着実に成長できるはずです。

社内ベンチャーのような新たなチャレンジの機会と活気に満ちた環境で、「サービスをグロースさせたい」「次なるキャリアに挑戦したい」という方はぜひご応募ください。

※掲載記事の内容は、取材当時のものです