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2019年1月24日技術ブログ

NTT DATA Global Hackathon 2018「AI Hackathon in Munich」

2017年より始まったNTT DATA Global Hackathon 2018。 今年も、全世界の社員11万8千人を対象に実施されました。 2018年のテーマは、「AI」です。 どのようなアイデアが集まったのでしょうか。

グループ全社で行うハッカソン第2回

グローバル化の進むNTT DATAでは、2017年より、世界中のNTT DATAの全社員を対象にした「NTT DATA Global Hackathon」を開催しています。

その狙いは、社員が先進技術に接する機会を積極的に設け、技術者同士の交流やアイデア共有を促すことで、“イノベーションマインド”を醸成することです。全世界にあるNTT DATAグループ会社で予選を行ったのち、ドイツ・ミュンヘンのイノベーションラボ「ENSO」で本選を実施しました。

会場となった「Ensō – The Space for Creators」

会場となった「Ensō – The Space for Creators」

ハッカソンの会場となるのが、技術者のためのイノベーションスペース「Ensō – The Space for Creators」。「Ensō」とは、そのロゴにも表されているとおり「円のような形」といった意味の日本語で、漢字では「円相」と書きます。

NTTグループメンバーが、お客さまやパートナーと協働して、新しいサービスやソリューション創出をするためのスペースで、利用する人々にインスピレーションを与え、従来の方法を超えた考え方や共創を推進することを目的としています。

全2日間のハッカソンを共にする参加メンバーで記念撮影

全2日間のハッカソンを共にする参加メンバーで記念撮影

さまざまな国の社員と交流しながら行なうハッカソン

2018年は、NTTデータが毎年発表している「NTT DATA Technology Foresight(※1)」より、技術トレンドとして掲げられているAIをテーマに設定。2017年の第1回目では、イノベーティブな発想とその実現を重視しましたが、今回は、エンジニアリングや、つくり込みを重視して審査します。

2年続けての開催となった経緯について、NTTデータ 技術革新統括本部 技術開発本部 本部長の風間は、こう語ります。

「NTTデータ社内に、革新的なアイデアを社員が協働して生み出す文化を浸透させたい、と2年連続で行なうことを決定しました。前回と今回で一番違うのは、“ものをつくる”ことに軸足を置いている点です。ハッカソンの評価は、『テクノロジー』だけでなく『ビジネス』または『イノベーション』なども観点に含めています。予選でも、アウトプットされたものがどういうふうに社会課題を結びつくのかを含めて評価しました」

本選初日のオリエンテーションで、イベントの主旨を参加者に説明する風間(NTTデータ 技術革新統括本部 技術開発本部 本部長)

本選初日のオリエンテーションで、イベントの主旨を参加者に説明する風間(NTTデータ 技術革新統括本部 技術開発本部 本部長)

今年のテーマをAIにしたのも、日常生活や社会活動など、さまざまなシーンで活用されはじめている技術であるという理由から。

「これからの技術では、AIをどう使うか、を考えることが必要とされます。今回のハッカソンが、NTTグループ全体にとって、AIの活用法をより幅広い視点から考える機会やきっかけになって欲しいと思います。今回のハッカソンでは、世界各地の予選参加者を含めると374名となりました。全世界にグループ会社を持つNTTデータだからこそ、地球規模でハッカソンを行えます。参加者社員にはぜひ、さまざまな国から集まった他の社員とコミュニケーションをとり、コラボレーションして欲しいですね。そのチャレンジが、NTTデータの力となっていくことと期待しています」

第1回開催の後には、全世界の社員が交流できる場がもっと欲しいという要望があったそうです。多くの視点が集まれば、それだけ生まれるアイデアも多様さと深さが強まります。単に新しいサービスを創出するというだけでなく、NTTデータの今後の拡がりにも深く寄与するイベントなのです。

一方、NTT DATA Germanyの CTO、Oliver Köthはこう言います。

「AIは、インターネットの開発と同じく、社会に大きな変革をもたらす“破壊的イノベーション”の原動力となるテクノロジーのひとつです。本イベントでは、AIの可能性を探求したいと思っています。また、AIはあらゆる産業に適用でき、ソフトウェア開発技術に変化をもたらすだけでなく、社会そのものに多大な変化をも与えます。賛否両論あるからこそ、AIをテーマにし、その技術をうまく使う方法について沢山のアイデアを導き出したいと考えています」

gh201904

“どこにでも持ち運べる横断歩道”というアイデア

風間が「とても質の良いハッカソンだった」とコメントした日本予選には、20~30代の若手技術者が、様々な部署から集まりました。

20チーム、総勢67名の参加者から、優勝したのは、プロジェクションマッピングを題材にしたチーム「STreet OPerator [STOP]」です。

「STreet OPerator [STOP]」は、入社1年目から4年目までの若手で構成されています。「プロジェクションマッピングと今回のお題になっているAIの技術を組み合せて、どこにでも持ち運べる横断歩道をつくろう」というタイトルで、柔軟性の高いアイデアをもとに、デモを発表しました。

優勝メンバーに、ハッカソンへ参加した動機やアイデアについて伺いました。

本選会場にて、「STreet OPerator [STOP]」のメンバー。左から森田さん、高橋さん、市原さん、村上さん

本選会場にて、「STreet OPerator [STOP]」のメンバー。左から森田さん、高橋さん、市原さん、村上さん

───どのような思いで、今回のハッカソンに参加したのでしょうか。

森田 同じ部署の先輩が、前回のハッカソンに参加していたのがきっかけです。自分もこのハッカソンで、スキルを磨きたいと思いました。

───このデモをつくったきっかけを教えてください。

高橋 休日にメンバーでアイデアを出していたとき、議論が夜中になっても終わらず行き詰まってしまったので、リフレッシュのため外を散歩しました。その際、横断歩道のない十字路を通りがかったのですが、暗くて見通しが悪かったため危険な思いをしました。その体験をきっかけに「どこにでも簡単に設置できる横断歩道で、歩行者の安全を守る」というコンセプトが生まれました。もともとプロジェクションマッピングで何かをつくりたいと考えていたこともあり「カメラで道路状況を解析し、その結果に応じてプロジェクタが横断歩道を地面に投影する」システムを開発することにしました。

本選にてデモ実演中。プロジェクタを使って、地面に横断歩道を表示させる機能を紹介

本選にてデモ実演中。プロジェクタを使って、地面に横断歩道を表示させる機能を紹介

横断歩道を表示させるだけでなく、道端で人が倒れたときにも、交通量や周囲の人への注意喚起、救急車の誘導などを行える。シークレットテーマを受け、本選中に開発した機能

横断歩道を表示させるだけでなく、道端で人が倒れたときにも、交通量や周囲の人への注意喚起、救急車の誘導などを行える。シークレットテーマを受け、本選中に開発した機能

───システムを組み上げるとき、難しかったポイントなどはありますか。

市原 街なかで使用する際、実際に人を認識してから信号が切り替わるまでにタイムラグがあると事故がおきてしまいます。情報をリアルタイムで反映させる必要があったため、カメラで撮った静止画をそのままクラウドに上げて解析する方法では難しいことが分かりました。大容量データを通信するだけで時間がかかってしまうからです。結果、エッジコンピューティング技術で画像を処理して、クラウドには処理後の情報のみを上げることで実現しました。

高橋 「ハッカソンに出して、はい終わり」ではなく、「世の中で実際に使われるものをつくりたい」という気持ちがあったので、処理速度は重要なポイントの1つでした。その部分は、普段よりAIの開発経験が豊富な市原さん、村上さんが、エキスパートとして全力を尽くしてくれました。

───本選への意気込みを教えてください。

森田 今回のアイデアは、日本の社会課題を解決するものとして発想しました。ハッカソンに参加した人たちの国で抱える課題は、それぞれ違うと思いますが、本選で優勝するのはもちろん、世界にも受け入れられるものをつくりたいです。

村上 私たち自身も含む一般の方たちをサービスの受け手として考える機会が普段の業務よりも多いので、今は「私たちのつくっているものが、たくさんの人に使ってもらえる!」というワクワクを感じながら楽しんでいます。理想的な形に仕上げていきたいと思います。

本選の制限時間は27時間

NTTデータドイツのミュンヘンにあるイノベーションラボ「ENSO」で開催された本選では、27時間という制限時間が設けられました。さらに、当日には、シークレットテーマが発表されます。参加者は、時間とシークレットテーマ、この2つを考慮に入れながら、時間内に、プレゼンテーション用の資料作成と新たなプログラミングの実施・デモの完成を行わなければなりません。

本選当日に発表されるシークレットテーマ

今回のハッカソンでは、全チームが取り組む挑戦課題として、本選初日にシークレットテーマが発表されました。シークレットテーマは、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)です。

SDGsとは、国連169加盟国が掲げた目標です。人権や経済・産業、自然環境、国際など、解決するべき社会課題が17のゴールにまとめられ、2030年までに全ての課題を解決することを目標としています。

ハッカソンでは、開幕前の開発作業を含めた事前の準備を許容し、本戦中に開発した箇所を審査対象としました。つまり審査員は、開催中に記述されたソースコードのみを評価します。

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シークレットテーマは、Oliver Köthから発表されました。彼はこう言います。

「世の中をより良くするソリューションが生まれることを期待しているので、参加者のソリューションは、SDGsと連動して欲しいと考えています。というのも、テクノロジーそのものは良いことにも悪いことにも使える“道具”ですが、実際のところ、使い方がそのテクノロジーへの見方に大きな影響を与えてしまうからです。私たちは、テクノロジーがより良い方向へ進歩することを心から願っています。国連が推進するSDGsのKPIやユースケースを取り入れることは、我々技術者にとって大きな助けになるでしょう。とはいえ、私たちは営利企業です。技術の進化や世の中を良くするということに加え、利益の追求も忘れてはなりません」

主催者のNTTデータ 技術革新統括本部は、NTTデータの役割やビジネスを意識したハッカソンとしたい、という思いからSDGsを選んだと言います。

「NTTデータは、“情報技術で、新しい『しくみ』や『価値』を創造し、より豊かで調和のとれた社会の実現に貢献する”という企業理念を掲げています。NTTデータとしての役割を意識しビジネスにつなげるために、『社会課題の解決』も掛け合わせたいと思いました。『グローバル共通で認識できる社会課題』を探したときに目が止まったのが、SDGsでした」(NTTデータ 技術革新統括本部 神田主税)

シークレットテーマについて、チーム「STreet OPerator [STOP]」は、以下のように話します。

「シークレットテーマとして何らかの技術的なテーマが出てくることを予想していたので、SDGsが発表された際には少々驚きました。ですが、『どれだけ高度な技術を使うか?』だけでなく『技術をどう社会に還元するか?』を重視しているという意味で、NTTデータらしさが凝縮されているテーマだとも感じました。たとえハッカソンであっても、エンジニアとしての”筋肉”だけではなく、プラスαの”筋肉”を使わせるというのは、当社ならではだと思います。

各国の参加者の様子

参加者は、本選当日に発表されたシークレットテーマを議論しつつ、チームで手分けしてコーディングを実施

参加者は、本選当日に発表されたシークレットテーマを議論しつつ、チームで手分けしてコーディングを実施

全てのチームが夜を徹して作業。本戦期間中の2日間で書かれたコード数は、約27万行にものぼる

全てのチームが夜を徹して作業。本戦期間中の2日間で書かれたコード数は、約27万行にものぼる

20チームのなかから優勝したのは

3つの観点で行われた審査

全9チーム、35名が参加した本選では、「Engineering」50%、「Innovation」30%、「Business impact」20%を基準に審査を実施します。

「Engineering」や「Innovation」の観点ではNTTデータ技術開発本部長の風間、NTT DATA Germany CTOのOliver Köth、MIT Media Labの吉田英嗣、「Business impact」の観点ではNTT DATA Germanyデジタルビジネスソリューション部門Carsten Scheunemann 、そして社外GoodPatch社から招待したSamuel Huber氏が審査しました。

今回のイベントで、「Engineering」を最も重要な基準に設定したのは、NTTデータ事業の柱であるITシステムの構築を評価の中心とするため。社会の変革に繋がる独創的なイノベーションの創出を評価するため、「Innovation」2番目、3番目は「Business impact」でビジネスにおける有効性を見ています。さらに、「NTTデータのみならず、お客様のビジネスにおいても利益に寄与するソリューションだろうか」という視点も入れて、審査を実施しています。

優勝したチームは「Jabberwocky」(NTT DATA Germany/ドイツ)、準優勝は「STreet OPerator [STOP]」(NTT DATA Corporation/日本)、3位は、「Hack to the future」(itelligence/ドイツ)。優勝チームとその作品はイノベーションカンファレンスなどのNTTデータが開催するイベントで展示するほか、海外グループ会社も含めたNTTデータグループの技術リーダーを通してソリューション化したり実証実験を実施する予定で、ビジネス検討に向けた取り組みを進めていきます。

入賞メンバーで集合。中心の4名が優勝メンバー。左4名が準優勝、右5名が3位

入賞メンバーで集合。中心の4名が優勝メンバー。左4名が準優勝、右5名が3位

【優勝】
チーム:Jabberwocky(NTT DATA Germany)
アイデア:衛星画像と地図情報を用いた大規模災害復旧支援システム

SDGsの3、9、11に該当

SDGsの3、9、11に該当

地震、津波、山火事や噴火などの大規模災害地域をドローンや人工衛星で撮影し、「OpenStreetMap(※1)」などの地図情報と比較分析することで、破壊、あるいは浸水・冠水して通行不能になっている道や設備を地図上で強調表示します。救助チーム、復旧チームを送り込む場所の優先度付けに必要な情報を提供し、素早く円滑な復旧作業を支援します。
オープンソースである「OpenStreetMap」を地図情報として使用することでコストを低減でき、また、地図情報を端末内に保存しておくことで途上国などインフラが脆弱な地域、インフラが破壊された環境など、ネットワークが利用できない状況でも使用できます。

発表のスライド

発表のスライド

〜審査員の講評〜
今回の評価軸である「Engineering」「Innovation」「Business impact」の3点についてバランスよく高得点でした。衛星画像・空撮画像、地図情報、画像情報など複数の情報源から得た情報を組み合わせ、AIだけではなく様々な技術を複合的に上手く活用した点が「Engineering」の観点で評価されました。「Business impact」ではNTTデータがビジネス展開している「防災」「社会インフラ」に対応した提案である点、「Innovation」では壊れたインフラを予測するというアイデアの独創性が評価されました。

【準優勝】
チーム: STreet OPerator [STOP](NTT DATA Corporation)
アイデア:AI × プロジェクションマッピングによる新しい横断歩道のカタチ

SDGsの3に該当

SDGsの3に該当

STreet OPeratorは「どこにでも持ち運べる横断歩道」をコンセプトとしたソリューションです。カメラで道路を撮影し、撮影した映像をAIで解析することで、歩行者や車両の状況をリアルタイムに把握します。そして、状況に応じて横断歩道・停止線といった道路標識を、プロジェクションマッピングを用いて地面に投影します。

従来の横断歩道と比較して、このソリューションには以下の2点の長所があります。
・Everywhere:カメラとプロジェクターさえあればどこにでも設置できるため、信号席の設置や白線のペイントなどの大掛かりな工事が不要なこと。
・Interactive:歩行者や道路の状況にあわせて、臨機応変に道路標識を出し変えることが可能なこと。たとえば、歩行者が全くいない場合には横断歩道を消したり、歩行者が大勢いる場合には横断歩道の道幅を通常より広くしたり、といったことが可能です。

発表のスライド

発表のスライド

~審査員の講評~
「Engineering」や「Innovation」の観点で高く評価されました。「Business Impact」の観点においても、自動運転やスマートシティなど近年のビジネスの適合性で評価を受けた一方で、日中の道路環境におけるプロジェクションマッピング実現可能性や、プロジェクタの設置・保守コストについてハードルがあると評価され、2位となりました。

【3位】
チーム:Hack to the future(intelligence)
アイデア:プロファイリングに基づくインタラクティブなライフコーチ

SDGsの3、4、5、8、10に該当

SDGsの3、4、5、8、10に該当

ユーザーの達成したい目標を達成する方法を、AIが具体的に指南してくれる「FUTURIZER」というアプリです。コンセプトは、「人生を自分でコントロールする」。
このアプリは、「Profiling」⇒「Simulation」⇒「Life Coach」の3段階で構成されています。
「Profiling」ユーザーが、自分で基本情報(家族構成、趣味、地域など)をインプットします。その後、アプリが会話形式でユーザーに質問をしていくことで、プロファイリングを行います。
「Simulation」ユーザーの設定した目標をすでに達成している人の行動などの記録について、SNSなどを参照します。
「Life Coach」ユーザーの目標を達成するための行動や判断方法などを、具体的にコーチングしてくれます。

発表のスライド

発表のスライド

~審査員の講評~
「Innovation」という観点では、ユニークなアイデアが非常に高く評価を受けました。ただし、技術的には既存のAPIを組み合わせたものが中心であること、また、ビジネス化が非常に難しそうであることから「Engineering」では平均的な評価、「Business Impact」の観点では比較的低い評価を受け、結果的に3位となりました。

NTTデータの次なるステップへつなげるために

今回のGlobal Hackathonは、運営の企画や予選を合わせると半年以上に渡る取り組みとなりました。また、本戦期間中の2日間で書かれたコード数は、約27万行にものぼりました。Oliver Köthは、とてもスピード感と熱気に溢れた会だったと振り返ります。

審査員としてフロアワーク中のOliver

審査員としてフロアワーク中のOliver

「このイベントをやって一番よかったのは、AIのポテンシャルをみることができたことです。本選は2日と短い期間でしたが、その間にこんなにも沢山のものを生み出すことができるという可能性を見ることができました」

また、風間は、良いハッカソンができたと言います。

「今回は、どのアイデアもテーマの『AI×SDGs』を盛り込め、かつ、ソリューション化されていて非常に質の高いハッカソンができました。それに、ハッカソンをグローバルで実施したことが、社のイノベーションをおこす“力”の喚起につながったと思います。これをきちんと次につなげられるようにして、ゆくゆくは、私たちNTTデータの『文化』として根付いて欲しいです。例えば、社内の業務改善に結びつけるように、課題がものづくりに結びつくようになったらと思います。今年度中に、一回トライアルをやってみるつもりです」

審査員によるフロアワークの様子

審査員によるフロアワークの様子

今後は、世界中からの参加者を増やしたり、グローバルの混成チームで実施したり、といった構想もあるそうです。

全世界のNTTデータグループ会社から参加を募るイベントのため、開催地は、オリンピックのように毎年変わります。第1回目から、スペイン、ドイツと続いたハッカソン。来年度もアメリカ、イタリア、中国、シンガポールなどを候補地として検討中です。

※1OpenStreetMap

誰でも自由に利用できる著作権フリーの地理情報データの作成を目的としたプロジェクト。誰でも自由に参加し、自由に編集し、自由に利用することができる。OSMと略される。
https://openstreetmap.org/

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