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大手製造業の事業変革に関わる意思決定を支援。経営の“参謀”として挑む日々が、成長を極限まで引き上げる。

製造業のクライアントの課題を解決することを目的に設立されたエンジニアリングチェーンユニット。今回登場する白方、藤澤の2名は、ECユニットの中で主に経営企画・事業企画におけるM&A戦略やサービスモデル変革等の戦略立案・実行支援を担っています。コンサルタントとして、未知の領域に挑戦しようとするクライアントの意思決定を支援するため、正解のない問いに取り組み続ける2名が語ったのは、難易度が高いが故の達成感と、成長実感の喜びでした。

目次

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ビジネスの上流から、製造業の新たな領域の開拓を支援する

ビジネスが加速度的に変化していく現代において、時代に適応するための企業内変革が必要になる場合があります。エンジニアリングチェーンユニット(以下、ECユニット)は特定のバリューチェーンに捉われず、研究開発から事業企画、アフターサービスまで、さまざまな課題の解決を目指しています。特徴として挙げられるのは、特定のソリューションのみに頼らず、お客様の状況に応じた独自の解決策を提供する点です。
その過程は、まだ世の中に教科書や方程式もない未知の課題の連続。お客様の意思決定のためにあらゆる手段を探索し、仮説検証を繰り返しながら提言をまとめていく過程は、さながら参謀役とも言えるかもしれません。白方は、これまでに携わったプロジェクトを回顧しながらこう語ります。

私が以前携わった大手精密機器メーカーのM&A戦略策定支援プロジェクトでは、最先端技術を取り入れることを想定していました。私たちにとってもお客様にとっても未知かつ先端領域であったため、どのような市場構造・企業生態系になっているのかの仮説検証は困難を極めました。プレッシャーも高まる中で、最終的には、持てるだけの伝手を駆使し、その領域の有識者にインタビューすることで市場構造やクライアントが獲得すべきケイパビリティを明らかにし、アライアンスの形成に結びつけることができました。

お客様に寄り添ったコンサルティング支援を続ける中で、白方はお客様の社会に対する想いと、NTTデータの社員として共通の想いがあることに気が付きます。

日本を代表する製造業のお客様の多くは、社会をより良くしたい、企業としてこのようにありたいという、強く気高い想いを抱いています。私たちがその想いの実現に寄与するためには、単にあるべき姿を描くだけでは不十分です。想いの実現を阻む制約条件を、仮説を立てながら見つけ出し、一つひとつ取り払っていく必要があります。
「社会をより良くしたい」という想いは、お客様だけでなく、NTTデータにとっても共通のものです。だからこそ私たちは、お客様の想いに深く共感し、不安にも寄り添いながら、ともに制約を取り払い前に進むことを、全力で支援していきたいのです。

コンサルティング未経験で入社した藤澤は、ECユニットの意義を次のように語ります。

NTTデータ自体も大きな組織であり、世界的に見ても高いエンジニアリング力という武器があります。私たちは、そのリソースを最大限に活用しながらも、自社が持つソリューションドリブンではなく、お客様が解決したい課題ドリブンで、あらゆる経営・事業課題の解決に寄与しています。

未知への挑戦だから得られる、大きな達成感と人としての成長

ECユニットが取り組む課題の多くは、お客様が一度挑戦したものの、解決が難しかった課題です。だからこそ、まだ世の中の誰にとっても未知なる領域に挑戦する濃密な経験は、自己の成長実感と大きな達成感をもたらすといいます。

お客様は、大手企業の経営層や事業企画部門の方々。そんな優秀な方々でも解決に困難を極める課題ですから、当然、私たちの仕事も一筋縄ではいきません。加えて、私たちの提言が社会やお客様の経営に与える影響力や責任の大きさを考えると、時にプレッシャーにもなります。しかし、持てる知力・思考しつづける力を最大限発揮して取り組んだ結果、お客様に価値提供できた時に感じられる達成感や成長実感が、コンサルタントの仕事の醍醐味です。

そう語る白方は、お客様と対峙する過程で人間性が磨かれていくことにも言及します。

お客様の「経営パートナー」であるためには、人として信頼されることは絶対条件です。同時に、プロジェクトは通常2~3名のチームで動くので、同僚や上司からも信頼を得られる人間でなければチームとして機能しません。「オーナーシップ」を持って、自分の役割を全うし、「リーダーシップ」を発揮して、お客様の組織もリードする姿勢でいることが大切です。そうしてお客様と伴走しつづけることで、お客様から深い信頼を得られるコンサルタントに成長できると感じます。

メーカーから転職した藤澤も、コンサルタントとしてお客様の課題解決に向き合うやりがいを感じています。

ECユニットは製造業の幅広い領域を対象としており、どのお客様も日本の産業を支える大手企業です。そのようなお客様の重要な意思決定に影響を与えることができたと感じられた時は誇らしい気持ちになります。実際にお客様から「おかげでプロジェクトが大きく前進しました」と報告いただいた時は、今までに感じたことのなかったやりがいを感じました。

藤澤は、業務を通じて養われていく経営視点や、課題に粘り強く向き合い続けて成果につなげる力は、お客様へのコンサルティング業務に限らず、新たなチャレンジにも活かされていると言います。

今、お客様のプロジェクトとは別に社内の新規事業企画に挑戦する機会をいただいています。こうした新しい仕事の機会に巡り合えた時に、自信を持ってオファーを受けられるのは、コンサルティング業務を通じて、意思決定のプロセスを学び、どんなに難しくても何か成果を残すという姿勢を身につけているからです。特に、ECユニットは少人数の組織である分、経験値を多く積むことができるので、挑戦と成長の機会が多いのではないでしょうか。

「誰かが必ず見ている」。その安心感が変革を先導する原動力になる

2024年に組成され、部署としても挑戦の真っただ中にあるECユニット。コンサルティング業界未経験の藤澤が入社して最も驚いたのは、互いに助け合う文化が強く根付いていることでした。

初めてのプロジェクトでは、まず何に対してどのようにアプローチすればよいのか、右も左もわかりませんでした。しかし、白方さんや上司が常にサポートしてくれ、ディスカッションを通じて思考プロセスを学ぶことができました。例えば、白方さんと一緒に参加したプロジェクトでは、白方さんはサブリーダーとして具体的なアプローチや課題の設定方法を丁寧に教えてくれて、私を導いてくれました。どんなに初歩的な質問をしても先輩たちが真摯に応えてくれるので、新しいことにも安心して取り組んでいけます。

藤澤は、白方をはじめとした先輩たちから、どんなに難しい課題を与えられたとしても、投げ出さずにやり切るマインドの大切さを学びました。

簡単に答えが出る問いではないため、向き合う中で目の前が真っ暗になることもあります。ですが、お客様のそばで、同じ方向を向いて課題を解決する「インファイト」の姿勢で、少しずつでも前に進む大切さを実感しています。困った時は必ず助けてくれる人がいるという安心感も、前に進む大きな糧になっています。優秀な上司、先輩や、視座の高いお客様と一緒に仕事ができる環境なので、自然と自分のビジネススキルも高まっていくことを実感できます。

加えて藤澤は、コンサルティング未経験ながらも、前職までの経験や知識が活きることを実感し始めています。

コンサルティングの実務は未経験なので、ゼロからの挑戦だと思っていましたが、実は前職で得た知見がアナロジー的に活かせることがあるということもわかってきました。例えば、製造業の組織構造のあり方や、意思決定プロセスなど、業種や企業が異なっても共通する考え方など、理解できることがありました。そのように気づかせてくれたのも、一緒に働くプロジェクトメンバーです。

最後に白方は、NTTデータが総合コンサルティング企業へと変革を遂げようとしている今、ECユニットで働く意義をこのように語りました。

ECユニットは、ビジネスの上流からお客様の課題解決に貢献できる組織です。NTTデータが、戦略から実装まで一気通貫で価値提供する企業へパーセプションチェンジを進める、その最前線に立っている自負があり、自社の変革を促進する組織として期待がかかっていることを感じます。コンサル経験者も、未経験者も、全員で力を合わせて、クライアントとともに未知の領域に挑むからこそ、NTTデータとしての新たな価値提供の形を紡ぎ出し、未来を切り開いていけるのです。

絶対に誰も見捨てない、そんな強い意志さえ感じるほど、互いを思いやる風土があるからこそ、一人ひとりが自己の能力を最大限に発揮し、新たなキャリアを切り拓くことができます。未来を見据えた挑戦と成長の物語は、まだ始まったばかりです。

※掲載記事の内容は、取材当時のものです