- 導入目的
- 青山商事グループ全体として排出量算定の最適化を可能にする
- 導入前の課題
- 青山商事株式会社(以下、青山商事)は、2009年より改正省エネ法に伴うエネルギーの集計を行っており、更には2018年より「CDP気候変動質問書」の回答を行っているため、ある程度排出量算定に関するリソースの蓄積がありました。しかしグループ会社においては、排出量算定に伴う資料や知識・認識が希薄となっていたため、グループ会社の担当者への気候変動関連の勉強会開催や算定に伴う基準設定が必要になるなど、青山商事グループ全体としての対応が非常に難しい状況にありました。
- 導入理由
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現在はScope1,2の算定に利用していますが、将来的にScope3の算定を内製化することを考慮するとC-Turtleの特徴である「総排出量配分方式」の考え方は、排出量削減の一助となると確信しました。
また、NTTデータの信頼性はもちろんのこと、価格面、操作面も導入決定の要因となりました。
導入のきっかけ
~青山商事グループ全体の排出量算定に関する知識や認識にばらつきが存在~
青山商事は、2009年より改正省エネ法に伴うエネルギーの集計を行っており、更には2018年より「CDP気候変動質問書」の回答を行っているため、ある程度排出量算定に関するリソースの蓄積がありました。しかしグループ会社においては、排出量算定に伴う知識・認識に差が出ていたため、グループ会社の担当者への気候変動関連の勉強会開催や算定に伴う基準設定が必要になるなど青山商事グループ全体としての対応が非常に難しい状況にありました。
導入理由
~グループ全体の排出量算定が不可欠な状況に。それに対応できるツールはC-Turtleと確信~
青山商事単体の排出量算定については、青山商事総務部で算定を行っておりましたが、有価証券報告書での情報開示をはじめ、IFRS S2などの新しいフレームワークが適応される関係で、青山商事グループ全体での排出量算定が不可欠となりました。グループ会社においては、海外拠点を有している会社もあるため、当初は海外の排出係数をIGESの直近の無料開示されている係数を使用して算定していましたが、係数などの確認作業等にかかる負担を軽減すること、また将来的な削減目標に対して進捗状況を分かりやすく見える化できるツールを探していました。
検討にあたっては、NTTデータの信頼性はもちろんのこと、価格面、操作面を他社と見比べて決定いたしました。
現在はScope1,2の算定に利用していますが、将来的にScope3の算定を内製化することを考慮するとC-Turtleの特徴である「総排出量配分方式」の考え方は、排出量削減の一助となると確信しました。最終的には、サプライヤー様からの一次データを取得し、独自係数を設定することができればと思っています。
今後のビジョン
~グループの排出量削減から、サプライチェーン全体の削減へつなげる~
青山商事は、2050年カーボンニュートラルの実現を目指しています。現中期経営計画においては、2026年度にCO2排出量(Scope1+2)を2013年度比59%削減、再生可能エネルギー導入率18%以上を掲げております。今後は連結での算定と排出量の信頼性を確保し、青山商事グループに留まることなく、サプライチェーン全体の排出量の可視化と削減に取り組んでいきます。
(※)「C-Turtle」は日本国内における株式会社NTTデータの商標です。
企業紹介
青山商事株式会社
当社は、全国742店舗の「洋服の青山」「SUIT SQUARE」などのビジネスウエアを中心に事業を展開しております。
創業理念「より良いものをより安く、洋服の販売を通して社会に貢献する」を柱に、沢山の人々からの支持のもとで60年が経ちました。
創業100年を目指し、業界No.1の強みを活かして持続的な企業価値の向上に取り組んでいきます。
https://www.nttdata.com/jp/ja/lineup/c-turtle/
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コンサルティング事業本部 サステナビリティサービス&ストラテジー推進室
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