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2019年6月24日技術ブログ

人材不足時代における企業のITインフラ管理の在り方

労働人口の減少やIoTの普及といった時代を背景として、企業のITインフラ管理は、様々な課題に直面することが予想される。日本企業に求められるITインフラ管理はどのようなものか、NTTデータが見据える将来の姿を紹介する。

2030年には約59万人のIT人材が不足する

経済産業省の報告(※1)によると、2030年には約59万人のIT人材が不足するとされています。これはビッグデータ、人工知能、IoTをはじめとしたITの需要拡大が見込まれることに加え、人口減少に伴う労働力人口の減少が影響しています。このような理由から、現在各企業には人材配置の最適化や、働き方改革による生産性向上が求められています。

指数関数的に増えるデバイス数

IoTの普及により、ネットワークに接続されるデバイスが増えることは様々な調査会社、レポートで報告されています。その予測台数は様々ですが、デバイス数が指数関数的に増えるという点はどこも共通しています。このようにデバイス数が増える中、各企業のインフラ管理が現状のままでは、管理が行き届かなくなり、いずれトラブルに発展することが想定されます。

企業に求められるITインフラ管理のあるべき姿

人材不足、デバイス増が加速している世の中において、ITインフラ管理のような業務には徹底的な効率化が求められます。例えば、ネットワークの領域では回線や機器、拠点といった情報は分散して台帳管理されており、追加・変更・廃止が発生する度にそれらを開いて、編集することがほとんどです。ここ数年、キャリアやベンダ毎に回線・機器の各種情報を閲覧できるサービスが提供されています。しかし企業が本当に必要としているのは自社のITインフラ全体を1つの場所から管理でき、かつ最小限の手間で情報を最新化できるサービスなのです。

企業のITインフラ管理を最適化するマネージドアウトソーシングサービス「Mana PlaS™」

NTTデータが提供するマネージドアウトソーシングサービス「Mana PlaS™」は、企業が抱えている、もしくは今後抱えるであろうITインフラ管理における課題を解決します。具体的には、インフラ管理業務において、マルチキャリア・マルチベンダで情報を可視化します。業務フローの中で常に情報が最新化されることはもちろん、例えば、故障発生時に電話やメールを利用し、人手を介して多段で情報を取得していたところを、「Mana PlaS™」を導入することによって、ステークホルダーが迅速かつ正確に状況を把握し、適切な対処を取ることが可能となります。2019年6月時点ではネットワークに関連する回線、機器、拠点の構成管理を提供機能としていますが、今後、オーダーに対する進捗状況やトラフィック状況の可視化、IoT等デバイス管理やセキュリティ管理とった他領域へも機能を拡大していくことで、企業にとって最適なITインフラ管理環境を提供していきます。

図1:Mana PlaS™の将来構想イメージ

図1:Mana PlaS™の将来構想イメージ

※1経済産業省 IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果

https://www.meti.go.jp/press/2016/06/20160610002/20160610002.html

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