2023.10.06

【イベントレポート】デジタル最先端を走るNTT データでエンジニアのキャリアを磨き続ける

NTTデータでは、多彩な専門性をもつスペシャリストが活躍しています。なかでもデザイン&テクノロジーコンサルティング事業本部は、デザイン思考とテクノロジーを掛け合わせ、徹底したユーザ視点に基づいて、ビジネス構想から実装、実行まで、あらゆる業界のお客様を支援している最先端の組織です。

2023年7月に同事業本部に在籍する4名のトップエンジニアによるオンラインセミナーを開催し、キャリア形成の考え方やNTTデータで働く魅力について語りました。その様子をイベントレポートにまとめましたので、ぜひご覧ください。

Index

村山 弘城
Snowflake ビジネス推進室 室長

2000年にNTT データへ新卒入社。「TERASOLUNA 」の開発ガイドの作成などに従事。2013 年からインフラ系のプロジェクトにてデータ連携基盤のアーキテクトとして参画し、2018 年からデータ分析基盤ソリューション「Trusted Data Foundation 」にPM やアーキテクトとして携わる。2020 年よりSnowflake ビジネスの主幹責任者となり、2022 年7 月より現職。

柏原 豊
D&I コンサルティンググループ 課長

2009年にNTT データへ新卒入社。データ活用・IT グランドデザインのコンサルティング業務やデータ活用プラットフォームの要件定義から運用まで幅広く従事し、現在は、データ活用プラットフォーム「Trusted Data Foundation Analytics Managed Service Service(TDF AMAM)」を推進。2020 年から4 年連続でJapan AWS Top Engineers に選出。2022 年「AWS DeepRacer League 」日本大会、アジア大会優勝。

中嶌 俊太
D&I コンサルティンググループ シニアデータサイエンティスト

SIerにてTableau を活用したデータの視覚化、意思決定変革支援に従事後、2019 年に経験者採用でNTT データに入社。データ活用のオープンコミュニティである「DATA Saber プログラム」の立ち上げに従事し、Tableau Partner Award 2023 において、パートナー社員3 名に授与される個人賞「Tableau Japan Partner Success Award 」受賞。

齋藤 祐希
データマネジメントプラットフォームグループ シニアデータエンジニア

2014年にNTTデータへ新卒入社。データ利活用に関わるシステム開発を多数経験。2019 年からDatabricks にいち早く注目し、ビジネスの立ち上げを行う。2022 年から2 年連続でJapan AWS Top Engineers Engineers/Japan AWS All Certifications Engineers 選出。Databricksのエバンジェリストの中でも卓越した活動実績を残した者に授与される「Partner Champion of the Year 2023」を世界3名のうちの1人として受賞。

興味があることを突き詰めてみる。それがキャリアの転機

村山)
はじめに、「キャリア選択に影響を与えた出来事/キャリアを選択するときに考えたこと」をそれぞれ教えてください。

柏原)
私にはキャリア選択に影響を与えた出来事が2 つありまして、1 つは社内公募を使って異動したことです。大規模なシステム開発のマネジメントを担当していたのですが、スピード感を持って開発を経験してみたいと思って今の部署に移りました。
もう1 つは4 年前にAWS のトップエンジニアに認定していただいたのですが、これをきっかけにもっとエンジニアとして尖っていきたいと思ったことです。振り返ってみると、この2 つが私にとっては大きかったかなと思っています。

中嶌)
私はTableau との出会いが大きかったですね。前職ではシステム開発がメインだったのですが、Tableau に出会ってからは相対するお客様も変わりましたし、「データを活用した先にこういう世界があるんだ。これを長期の仕事にしてみたいな」と思いましたね。
そうした変化もあって、NTT データに移ってきたのですが、選考時には「自分で手を動かしたいです。それが叶わないならミスマッチだと思うので落としてください」と伝えました。今となってはなんであんなことを言ったんだろうと思っていますが(笑)
NTTデータはマネジメントのイメージが強かったですが、手を動かしたいという希望が叶っているので良かったです。

村山)
近年、エンジニアにとって面白い技術が増えてきているなかで、自分の価値観が変わったり、これを極めたいという思いが皆さんの転機になっているようですね。
中嶌さんのお話にもありましたが、お客様へ何かを説明するときに「自分で手を動かす」ことはとても大事なことだと私も思います。
続いては「最先端のテクノロジーについて狙っていること」というテーマです。皆さん、いかがでしょうか。

齋藤)
ChatGPT などの大規模言語モデルの凄さは皆さんが感じているところだと思いますが、Databricks のグローバルカンファレンスで、有名な研究者の方がこの先の未来を語っていました。
私自身もこういった技術を活用してAI を身近に感じられるように推進していきたいと思っています。

柏原)
AWS も新しい機能やサービスが次々に出てきますので、いかに追いついてお客様へ付加価値を提供できるかを日々考えています。
ただ、半年後の世界はわからないので、いかに柔軟に切り替えたり、組み合わせたりできるかを考えていくことが大事かなと思っています。

中嶌)
BI の世界でも、大規模言語モデルをどう組み合わせていくが重要になっていきます。ただ、お客様とコミュニケーションを取りながら、どういったビジネスの観点を持って適用していくかが大事かなと感じていますね。

グローバルリーダーとして技術力でビジネスをリードする

村山)
それでは、続いてのテーマです。私たちはグローバルカンファレンスなどでの情報を外部に発信する機会も多いですが、「情報を外部発信することがキャリア形成にどういう影響を与えるか」という観点では、皆さんいかがでしょうか。

中嶌)
私は情報の外部発信が転職の一つのきっかけでもあったのですが、Qiita やSNS で自分が調べたことを発信することで同じテクノロジーに関わっている社外の方からの認知度も上がりますし、次のキャリアを作るきっかけにもなると思います。
あとは、転職を目的にしなくても、社外の方に評価されることは自己肯定感やモチベーションを高めることにも繋がりますね。

齋藤)
入社した当時は部長とか役職が上の人がやることだと思っていたのですが、今は若手でもそういう機会に恵まれていて時代の変化を感じます。
あとは実際に記事を書いたり登壇したりすることは、理解を深めたり、振り返りのきっかけにもなります。また、社外の方との繋がりもできるので、キャリア形成に有効なんじゃないかなと思っています。

村山)
次のテーマは「NTT データだからこそ得られる経験やスキル、キャリアステップ」です。皆さん、いかがでしょう。

柏原)
マルチベンダーということもあって、村山さんが推進されているようなSnowflake のように目新しいサービスでも、お客様に付加価値を提供できるとなったら会社がビジネス推進を後押ししてくれるところは魅力だと思います。

村山)
そうですね。齋藤さんもDatabricks をビジネスとして立ち上げていますが、価値があると見込まれたものには投資してもらえますし、その中で、ある程度自由にやらせてもらえますね。
このなかで唯一、転職で入社した中嶌さん、どうですか。

中嶌)
はい。Tableau チームもとても自由にやらせてもらっています(笑)
あとは、公共・金融・法人といったインダストリーごとの領域を深めていくことも、私たちのように業界横断で関わることも可能なので、経験できる領域の幅広さも魅力に感じています。

齋藤)
私はヘッドクォーターが日本にあって、海外への情報発信がしやすい環境だと感じています。
最先端のテクノロジーを使っていることも多いので、私たちからの知見やノウハウが、グローバルで価値のあるものだと評価されるのはNTT データならではだと思います。

面白いと思ったことを、とにかくやってみる

村山)
それでは、最後のテーマです。「トップエンジニアになるための秘訣」とはなんでしょうか。

柏原)
私は2 つあると思っておりまして、1 つは「面白いと思ったことをとにかくやってみる」ことです。
機械学習で駆動するレーシングイベント、「AWS DeepRacer League 」の日本大会で優勝したのですが、この技術に触れたのは大会の1 カ月前、面白そうだなと思ったのが最初のきっかけでした。この技術を突き詰めようと取り組んだことが、その後のアジア大会での優勝に繋がったと思うのですが、DeepRacer に触れなかったら、今とは少し違うキャリアだったかもしれません。
このように、面白そうと思った瞬間に実行に移せるか、そのチャンスを掴めるかが大事だと思います。
また、「他の人との差別化」を考えることもキャリア形成において大事なことだと思います。データベースの資格を1 つ、2つ持っている人はいるので、AWS の全ての資格を取ってみようと取り組んだことも現在に繋がっていると感じています。

中嶌)
私も柏原さんの考えに近くて、当時、Tableau のプロフェッショナル資格を持っている人が日本国内で少ない状況でしたので、いち早く資格を取得することは差別化につながると思って取り組みました。
また、技術が多様化しているなかで、自分が興味を持てるところ、好きなところを見つけて、やり続けることが大事だと思っています。
これをやったほうが良いと思う人が100 人いても、実際に行動に移して継続できる人はそのなかでも10 人くらいになってしまいます。繰り返しになりますが、興味を持ったことを継続することが大切だと考えています。

齋藤)
お二人と同じく、「興味を持ったことをやり続けること」が大事だと思います。
少し視点を変えてみると、近くにトップエンジニアがいると、自身を高める刺激になると思います。
私の場合も柏原さんがAWS の資格を全て取ったと聞いたことが、モチベーションアップに繋がりました。また、私自身が学び続けることで、周囲にも良い刺激を与えられているのかなと感じています。

村山)
確かにその通りですね。社内公募で異動してきたメンバーが「齋藤さんを1 年半くらい見ていると、あのくらい勉強しないとお客様の前で胸を張ってテクノロジーの話ができないと思ったので、AWS の資格を全て取りました」と報告に来てくれました。
実際にトップエンジニアの皆さんが、技術を突き詰めて学び続けていることで、周囲のメンバーにも良い影響、好循環が生まれているなと実感しています。

Q&A セッション

―キャリア形成において意識していることはありますか。

中嶌)
組織のなかで「自分のキャリアはこうありたい」と声に出して周囲に伝えることは大事にしています。

村山)
私も上司の立場になりますが、自身の思いを伝えてくれるメンバーには適したプロジェクトを任せたいと思いますね。

―トップエンジニアといってもマネジメント層の下にいるイメージがありますが、いかがですか。

齋藤)
体制上は上司がいますが、「勝手にやるよね」と言われています(笑)
ただ、これは信頼して任せてもらえているので、良い関係性の上に成り立っていると思っています。

柏原)
私はマネージャーの立場でもあるのですが、メンバーに任せる組織文化があるかなと感じていますね。
そういう点ではカッチリとした上下の関係という雰囲気ではないです。

中嶌)
そうですね。マイクロマネジメントされるようなことはなくて、期初に目標をすり合わせて、その進捗を定期的に報告し合うような関係性が近いですね。

―資格取得以外に、おすすめの自己研鑽の方法はありますか。

柏原)
自己研鑽も習慣化してしまえば結構楽にできるものです。例えば、決まった時間にAWS のブログを見ると決めているので、そこで最新の情報をキャッチアップしていますね。

中嶌)
私もTableau の話になってしまいますが、定期的に開催されているコミュニティイベントや、SNS 上でユーザーと会話をしたり、そうした習慣を継続することが自分のモチベーションアップにもつながっています。

齋藤)
私はWeb も見ますが、本から学ぶタイプです。知識を求めに行くのは本屋が多いですね。

村山)
皆さん、ありがとうございました。セミナーの内容は以上となります。

NTTデータのトップエンジニアの話が皆様のキャリア形成やキャリアアップのきっかけになれば幸いです。
また、エンジニアとしての技術を高めていきたい、最先端のテクノロジーを活用しながらキャリアを磨いていきたいという方は、ぜひ応募をご検討ください。

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※掲載記事の内容は、取材当時のものです