本日5月23日、弊社は創立30周年を迎えました。また本年は前身となる「日本電信電話公社データ通信本部」が発足してから、50年の区切りの年でもあります。
創業当初から「情報技術で、新しい『しくみ』や『価値』を創造し、より豊かで調和のとれた社会の実現に貢献する」という企業理念の下、社会を支える様々なシステムの構築や運用を行ってきましたが、この節目を機に新しいグループビジョンを発表します。
旧グループビジョン「Global IT Innovator」を掲げたのは、2005年のこと。
まだ売上の9割が日本国内という状況で、「ITの力を社会のために活用し、イノベーションを起こしていきたい」という思いを込めてのことでした。以降、海外事業の拡大は順調に推移し、私が社長に就任した翌13年には、グローバルファーストステージに立ったことを宣言しました。
そして、今回発表した新しいグループビジョンは「Trusted Global Innovator」。
この言葉には、「将来にわたるビジネス革新を技術の活用により、ともに実現するパートナー」になるという決意を込めました。連結売上高2兆円超、海外売上高比率50%の達成も視野に入る現在の状況をセカンドステージと位置付けつつ、グローバルトップ5の企業を目指していく上で、この先をどう見据えて歩んでいくのか。ITはすでに、社会を支える基盤として不可欠なものになっている。だからこそ、世界中のお客様の変革パートナーとして深い信頼を築いていくことが、もっとも大切なことではないだろうか。そう考えたことから、グローバルな規模で人々により信頼される存在を目指していくことに決めたのです。
今後もNTTデータは、全世界12万人の社員とともに、世界中のみなさまの変革パートナーを目指して、歩んでまいります。