目次

• 「デジタルヒューマン」がゴルフレッスンでおもてなし！？
• デジタルツインで新しいスポーツ観戦体験を
• NTTデータが取り組むダイバーシティ、エクイティ＆インクルージョン

NTTデータが協賛する2つのゴルフ大会が今年も幕を閉じました。第151回全英オープンゴルフは2023年7月23日、第47回AIG全英女子オープンゴルフは8月13日にそれぞれ閉幕。今年も選手たちの熱い戦いで大いに盛り上がりました。

日本人選手の活躍も大会に花を添えています。全英オープンゴルフでは松山英樹選手が13位タイ、星野陸也選手が60位に入りました。AIG全英女子オープンゴルフでは畑岡奈紗選手と岩井明愛選手が見事11位タイに入りました。

第151回全英オープンゴルフの舞台はイングランド中西部にある名門中の名門コース「ロイヤルリバプールGC」、通称ホイレークだった。

「デジタルヒューマン」がゴルフレッスンでおもてなし！？

こうした日本勢の選手たちの活躍の裏側で、NTTデータが新しいゴルフ観戦の提供に挑戦すべくテクノロジーを導入していたのをご存じでしょうか。

NTTデータはテクノロジーで大会を盛り上げた

テクノロジーの1つがAIを搭載した「デジタルヒューマン」です。名付けて「Lottie（ロティ）」。全英オープンに導入され、来場者を楽しませるだけでなく、トーナメントや選手、ゴルフに関するさまざまな情報を提供することで「おもてなし」を担いました。

Lottieでは人間の動きや音が再現されています。ジェスチャー、ボディランゲージ、表情、声のトーンなどの人間的な要素が、従来のセルフサービス・インターフェースに加わっています。

以下の動画では、全英オープンに導入された実際のLottieの動く姿とともに、以下の点をご紹介しています。ぜひご覧ください。

• デジタルヒューマンの技術要素、仕組み
• 質問内容に応じた生成AIの活用
• ゴルフのコーチ・トレーナーになる可能性
• デジタルヒューマンのビジネス活用

AIを搭載したデジタルヒューマン「Lottie（ロティ）」

動画内でNTT DATA, Inc.社長の西畑とLottieをご紹介しているのは、NTTデータのグローバルな技術研拠点であるイノベーションセンタに所属する堀内新吾氏です。こちらの記事では、顧客体験を変えるデジタルヒューマンの「おもてなし」をご紹介しています。ぜひご一読ください。

デジタルツインで新しいスポーツ観戦体験を

NTTデータが全英オープンに導入した2つ目のテクノロジーは、「デジタルツイン」です。全選手のボールポジショニングデータをリアルタイムでマップ上にプロットし、そのデータをShotViewとLeaderboardに組み込んでいます。

ShotViewはウェブブラウザ上のアプリ。ゴルフファンが全英オープンの全プレーヤーの現在地と各ホールの統計データを閲覧できます。Leaderboardはウェブページで、全英オープン公式サイトthe Open.com上でライブスコアや試合結果などの詳細情報を提供しました。

ShotViewはスマホからも楽しめる

これらにより、会場にいるゴルフファンだけでなく、会場外からでも全英オープンをインタラクティブに楽しむことができるという、新しいゴルフ観戦の体験を生み出すことができました。

NTTデータが設置する「NTT DATA Wall」。ShotViewも見ることができる。

NTTデータはこうしたスポーツをはじめとして、様々な分野にデジタルツインを導入しています。様々な事例から得たNTTデータのデジタルツインのノウハウ（3つのステップ）は、以下の記事でご紹介しています。ぜひご覧ください。

NTTデータが取り組むダイバーシティ、エクイティ＆インクルージョン

NTTデータとゴルフの関わりは、実は技術という側面だけではありません。NTTデータは2022年、女性にとってのゴルフを変革するというR&A（全英ゴルフ協会）の姿勢と、ダイバーシティ、エクイティ＆インクルージョンに対するNTTデータグループの取り組みに共通点を見出し、AIG女子オープンへの協賛を始めました。

NTTデータが協賛するAIG女子オープン

以下の記事ではNTT DATA Servicesの最高マーケティング責任者（CMO）であるモナ・シャリフが女性活躍とNTTデータが取り組むダイバーシティ、エクイティ＆インクルージョンをご紹介しています。