1.大阪・関西万博における出展コンテンツの狙い
大阪・関西万博における出展では、社会課題解決や地⽅活性化‧地域課題解決をテーマにしたエンターテインメントを提供することを⽬的としています。
2.開発コンセプト
フューチャーライフエクスペリエンスのコンセプトとして、最新のXR技術を活用するところから、ヘルスケア共創ラボは(以下、ラボ)コンテンツ開発にはラボのアセットであるマルチモーダル分析AIのMediaGnosis®を採用、共創パートナーの株式会社日本XRセンターにXR開発を打診し、それぞれのアセットを組み合わせることでXR×AI×日本文化の実現を目指しました。
コンテンツの機能は以下のとおりです。
- AIパーソナライズ機能:体験者には個別にAIによる診断を実施し、その結果に基づいて武器やアバターが変化することで、独自の没入体験を提供します。
- 侍として城(国⼟)を守る没⼊体験:体験者は仮想空間において武器を持った侍となり、妖怪から城と街を守ります。
特徴は以下のとおりです。
- AIパーソナライズ機能 - 体験者ごとに武器‧アバターをカスタマイズ
- 和⾵×SFの世界観 - 伝統と未来テクノロジーを融合した独⾃のビジュアルデザイン
- 短時間‧⾼回転率設計のロケーションベースXR体験 - 1体験約5~6分、最⼤3⼈同時体験可能
- AI診断結果の写真の持ち帰り機能
大阪・関西万博はグローバルなイベントであり、コロナ禍明けから3年がたち、インバウンドも戻ってきている中、日本国外から多くの観光客も訪れることが期待されています。このため、コンテンツは日本語と英語の2か国語、体験するためのインストラクションは6か国語(日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語、フランス語)を用意しています。
3.大阪・関西万博における展示に期待すること
大阪・関西万博で来場者の皆様に体験いただくコンテンツでは、厄災を乗り越え、結果として農業が発展するというストーリーをエンターテンイメントを通してお楽しみいただきます。体験いただく方々には、こうしたエンターテインメントの裏側を支える感情分析・可視化、バーチャルヒューマン、XRといった技術について知っていただく機会となることを期待しています。

株式会社日本XRセンター
代表取締役/プロデューサー
小林 大河 氏
ヘルスケア共創ラボさんとは新宿のスマートシティフェスタの展示でお会いし、そこからお互いの取り組みを紹介し合う中で、今回の企画が生まれました。
非常に大きなグループの中で、尖った取り組みをされているヘルスケア共創ラボの皆さんと、サンフランシスコ、インド、日本を拠点としXR開発をしている私たちのコラボは、想定以上にスムーズかつエキサイティングな形で作品に昇華することができました!双方の関係者の皆様に、改めてお礼申し上げます。
大阪という歴史ある土地の、世界中の人を巻き込む大阪・関西万博で、世界を席巻しているAIと、最先端技術エンタメであるXRアトラクションを、純和風のテーマでお披露目します。ぜひ皆様、体験し感想を教えていただけますと幸いです!

NTTデータ
第三金融事業本部保険ITサービス事業部戦略デザイン室 室長
矢野 高史
ヘルスケア共創ラボでは先進技術体験ができるソリューションを多数展示しています。
今回の大阪・関西万博で展示するコンテンツは、これらの技術をフル活用し、さらに共創パートナーである株式会社日本XRセンターの技術を組み合わせることで新たな体験価値を提供しています。
これまでラボで先進技術を体験されたことのある方もまだの方もこの機会にぜひ大阪・関西万博会場の私たちのスペースにお越しいただき、技術に触れて、未来を体感してください。
ヘルスケア共創ラボ
大阪・関西万博についてはこちら:
https://www.nttdata.com/jp/ja/lineup/hcclab/expo2025/
関連サイト
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000098315.html