
NTT DATA Innovation Conference 2020
Accelerating Digital ─ デジタルで創る未来 ─
2020年1月24日(金) ANAインターコンチネンタルホテル東京(溜池山王)
本イベントは終了しました。ご来場いただき誠にありがとうございました。
NEWS
- 2020年3月30日
- 当日の模様を講演レポートの第五弾(S-1)を公開しました
講演レポート・関連記事
当日の講演をまとめたレポート、講演者によるコラムを紹介します

NTT DATAのデジタル戦略と描く未来-beyond Digital-

Digital for SDGs ~デジタルがもたらす光と影~

「素人発想、玄人実行」コンピュータービジョンとロボット研究の現場から

グリッドデータバンク・ラボが拓く電力データ活用の未来

オープンイノベーションで推進するゆうちょ銀行の“デジタル化戦略の次の一手”

トヨタ、コネクティッド基盤開発の最前線~e-TOYOTA部における脱レガシー、組織変革、新技術への挑戦~

DX推進のカギは“AI/アナリティクスの民主化” データドリブンの文化をどう醸成するか

脳情報とAIを融合した「NeuroAI®」 最先端技術で消費者感性を予測

ビジネス変革は顧客視点から Salesforceで実現するサービス価値向上の仕組み

テクノロジーで読み解くSDGsへのアプローチ ~社会課題の解決に向け、私たちには何ができるのか~

リアルタイム分析×AIの実現で光る人の交わり ~データ活用が生み出す「まだここにない」サービス~

「新しい」買い物のスタイルが店舗を変える! ~PoT(Payment of Things)による決済の変革~

NTTデータだからこそできる、DXへのアプローチ Legacy Digital Integration®(レガシーデジタルインテグレーション)

その情報、ホンモノですか ~ブロックチェーンが実現する原本証明のエコシステム~

「もうひとりのあなた」を銀行が預かる日 ~情報銀行がもたらす持続可能な新しい社会~

SDGsX:企業経営に変革を促すSDGs
Digest Movie
12回目の開催となる2020年のテーマは「Accelerating Digital ‐デジタルで創る未来‐」。
来場者の皆さまに、NTTデータが考えるデジタル時代の企業変革やイノベーション創造を間近で感じていただきました。

NTT DATA Innovation Conference 2020へのご来場ありがとうございました
多くの皆様にご来場いただき、終始熱気に包まれた1日となりました
本イベントでの講演の模様は本ページにて公開していますので是非ご覧ください
事後抄録
(PDF:5,001 KB)
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特別セッション
基調講演
素人発想、玄人実行
-コンピュータービジョンとロボット研究の現場から-
'No hands Across America'
1995年、東部のピッツバーグから西海岸のサンディエゴまで約4,500kmを自動運転車で走行するという画期的な成果を残した日本人がいた。ロボット研究の名門として知られる米カーネギーメロン大学の金出武雄教授だ。金出氏は京都大学で世界初のコンピューターによる人の顔認識システムに関する博士論文を執筆。その後、研究の場を米国に移してコンピュータービジョン(画像処理・画像認識)の先駆的な研究に取り組み、人々を驚かせる革新的な技術を次々と生み出した。
「身の回りの課題を解決し、役に立つことを素直に考えれば、イノベーションはやさしい」と話す金出氏。
本講演では、画像認識・自動運転・AI・仮想化現実などロボット工学の世界的権威であり、現在も研究を続ける彼が「人が楽しく取り組める真のイノベーション」と「そのために大切な発想法」について語る。

ワイタカー記念全学教授
現在、米国のカーネギーメロン大学のワイタカー記念全学教授、及び京都大学高等研究院招聘特別教授、理化学研究所(理研)革新知能統合研究センター特別顧問。1974年京都大学で工学博士号取得後、同助手・助教授を経て、1980年に米国カーネギーメロン大学に移る。1992年から2001年にカーネギーメロン大学ロボット研究所の所長を務めた。主な研究成果には、1981年に発表されたMPEGなど動画像処理においてもっとも広く使われているアルゴリズムであるLucas-Kanade法、1995年に最初に自動でアメリカ大陸を横断した自動運転車「Navlab 5」、第35回スーパーボウルで採用された30台以上のロボットカメラで360度の視野の映像を撮影する「Eye Vision」システムなどがある。その業績の特徴は基礎的であるとともに実用的なインパクトのあることである。
2019年文化功労者、2016年京都賞先端技術部門、2008年フランクリン財団メダル・バウアー賞、2011年アメリカ計算機学会と全米人工知能学会アレン・ニューウェル賞、2017年米国電気電子学会(IEEE)Founders Medal、2007年計算機視覚研究におけるAzriel Rosenfeld生涯業績賞など、多数受賞。アメリカ工学アカデミー特別会員、アメリカ芸術科学アカデミー会員。
特別講演1
明日を担うリーダーを育てるために-勝てる組織、勝てるリーダーの作り方
ラグビーを通して培った事。
その時々の環境で何を考え、どのように実行してきたかなど、リーダーシップ又はチームに属する事などについて語る。

副会長
2001年に引退後、早稲田大学ラグビー蹴球部監督に就任。就任後5年連続で関東大学対抗戦全勝優勝、大学選手権も3度制覇し、名門・早稲田ラグビー復活の原動力となる。その後、監督としてサントリーに戻り、2007-2008シーズンは同チームを初のトップリーグチャンピオンへと導く。2011年からはヤマハ発動機ラグビー部を率い、2014年には日本ラグビーフットボール選手権大会を制し、日本一に導く。
イベントハイライト
主催者講演
デジタルを解き、未来を創る
テクノロジによって私たちの社会は大きく変化してきました。デジタルは、これまで想像もできなかったような「リアルとバーチャルが融合された世界」を実現します。そのような未来で企業が持続的に成長するためには、どのような取り組みが必要でしょうか。変わらぬ信念で人を育て、変える勇気でDXにチャレンジし続けるアプローチについて、NTTデータの事例も踏まえてご紹介します。

代表取締役社長
1956年山形県生まれ。1980年東北大学経済学部卒業、同年日本電信電話公社入社。金融分野での企画・開発・スタッフを経て、2001年にカードビジネス事業部長、2007年より広報部長、秘書室長を歴任。
2010年流通・サービス事業本部長、2014年取締役常務執行役員エンタープライズITサービスカンパニー長、2015年法人・ソリューション分野担当役員、2016年代表取締役副社長執行役員を歴任。強み・価値にこだわった経営を推進し、法人・ソリューション分野のビジネス拡大に大きく貢献。2018年6月より現職。
デジタルセッション
NTTデータのデジタル戦略と描く未来
-beyond Digital-
講演の前半では、NTTデータがグローバルで展開するデジタル戦略(DSO)について、いくつかの事例を交えてご説明するとともに、今後、デジタルテクノロジーによって社会がどう進化していくのかをお話しします。
また、後半では、今年7月に弊社が出資したStar Global Consulting Inc.の創業者である、Juha Christensen(ユハ・クリステンセン)からデジタルの世界におけるデザインを起点とした事業変革についてご説明します。

執行役員
製造ITイノベーション事業本部
事業本部長

Bang&Olufsen Vice Chairman,
CloudMade Co-Founder&Chairman,
Netcompany Board Member
パネルディスカッション
Digital for SDGs
‐社会課題解決に向けたデジタル技術の可能性と課題‐
「誰一人取り残さない」社会の実現を目指す“SDGs”時代、社会課題の解決手段として、デジタル技術に大きな期待が寄せられています。本講演では、人間開発/地方創生/技術連携の3つの視点から、デジタル技術の可能性と課題について議論します。
■第一部:社会課題解決を目指すアプローチのご紹介(45分)
- 国連開発計画(UNDP):途上国の人々の選択肢を拡大するデジタル・イニシアティブと具体的事例
- 金沢工業大学:デジタル技術とSDGsを用いて展開されている日本の地方創生イニシアティブと具体的事例
- NTTデータ:高度な技術連携が可能にした全世界デジタル3D地図「AW3D®」による多様な社会課題への対応例
■第二部:3つの論点からのパネルディスカッション(45分)
- デジタル技術が創出する社会インパクト
- デジタル技術が抱える課題
- 「誰ひとり取り残さない」社会の実現にむけて
■まとめ(5分)
NTTデータ 総務部 サスティナビリティ担当 シニア・スペシャリスト
事例
トヨタ、コネクティッド基盤開発の最前線
-e-TOYOTA部における脱レガシー、組織変革、新技術への挑戦-
100年に一度の大変革期、と言われる自動車業界。
トヨタ自動車では「モビリティカンパニー」への変革を目指し、自動運転車やMaasプラットフォーム開発、他業界連携による新サービス創造など様々な取り組みを行っています。
その中でも、全てのクルマがつながるプラットフォームとして仕組みの中核を担うのが「トヨタスマートセンター、コネクティッドカー向けICT基盤」です。
本プロジェクトがスタートしたのは約10年前。厳しい経営環境が続く中、トヨタの未来に向けた挑戦として始まりました。
しかし、前例がなく構想実現の難易度が高いプロジェクト。さらに現場では、大量の既存業務を抱え、人材リソースや新技術導入に関するスキルが不足している状況。検討は一筋縄では進みませんでした。
デジタル変革やイノベーションの必要性が盛んに叫ばれる昨今、同じような課題に直面している企業も多いのではないでしょうか。
本講演では、トヨタの描くコネクティッド戦略を軸に、e-TOYOTA部がどのようにしてこれらの課題を乗り越えプロジェクトを推進しているのかを、実際の事例を基にご紹介します。
またトヨタの取り組みのパートナーとして、NTTデータおよびNTTがどのようにサポートしているのもお話しします。

コネクティッドカンパニー
e-TOYOTA部
スマートセンター開発室長

製造ITイノベーション事業本部
第10回オープンイノベーションコンテスト ピッチ大会・グランドフィナーレ
~世界16都市の選考会を勝ち抜いたイノベーション企業が東京に集結~
NTTデータが2014年より開催している「豊洲の港からpresentsグローバルオープンイノベーションコンテスト」。
ベンチャー企業×お客様企業×NTTデータのトリプルWinを目指し、オープンイノベーションを通じて、新たなデジタルビジネス創出や社会課題の解決を目指します。
すでにコンテストで出会ったベンチャー企業と次々に事業化検討が進行中です。
- ※ 審査結果発表・表彰・受賞企業ピッチは、「S-5 特別講演 全ての産業がテクノロジーで再定義される「オールテック」時代の到来(スクラムベンチャーズ創始者 宮田拓弥氏)」の後(16:50~17:50)に実施いたしますので、そちらも合わせてご登録ください。
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※
パブリックビューイングのご案内
展示コーナーにおいて、オープンイノベーションコンテストのピッチ模様をご覧頂けます。ぜひお越しください。
テクノロジーセッション
NTT DATA Technology Foresight 2020
-医療分野のデジタル化により世界のSDGsに貢献-
革新を続けるテクノロジーは、従来の価値観やビジネスを変化させ、新たなパラダイムへのシフトを促す力を秘めています。近年、地球規模の課題が顕在化している中、ビジネスイノベーションだけではなく、社会に普遍的な価値をもたらすソーシャルイノベーションも求められており、テクノロジーに期待される役割は複雑で多岐に渡っています。NTTデータでは、テクノロジーが社会やビジネスにもたらす影響を適確に捉え、環境変化が激しい時代においても、最適な経営判断を導くためのトレンド情報として「NTT DATA Technology Foresight」を策定・発信しています。本講演では、「NTT DATA Technology Foresight 2020」の中から、人工知能とライフサイエンスに関する技術トレンド、特に医療画像分析における最新トレンドを取り上げ、進化を続けるテクノロジーが我々のビジネスにどのようなインパクトをもたらすのかについて事例と考察を交えながら紹介いたします。
北米放射線学会(RSNA)においてAI活用研究をリードするジョージ・シー医学博士がアメリカでの医療業界におけるAI活用の最新動向と現状を語り、パネルディスカッションでは、多様なバックグラウンドのパネラーと共にAI画像診断支援が直面する課題と将来展望について議論を行います。
NTTデータ 取締役常務執行役員 技術革新統括本部長
木谷 強
Associate Professor of Clinical Radiology, Radiology , Weill Cornell Medical College
George Shih 氏
岩手医科大学 放射線医学講座 助教
折居 誠 氏
The co-founder of DeepTek.ai
Ajit Patil 氏
事例
デジタルの波が押し寄せる金融業界
ゆうちょ銀行のDX事例から見える「次の一手」とは
デジタルトランスフォーメーション(DX)の大きな潮流に巻き込まれている金融業界ですが、多くの金融機関が何をどこまでやるべきかと悩まれているのが実情です。本講演では近年、DXを積極的に推進されているゆうちょ銀行に登壇いただき、同行のデジタル戦略の全体像から新サービス立ち上げの取り組みまでの一連のライフサイクルをご紹介いただくとともに、NTTデータが金融機関のDXをどのように支援できるのか、そのDXのあるべき姿についても議論を進めていきます。

経営企画部
グループリーダー

第一金融事業本部
郵政ビジネス事業部
デジタルビジネス推進担当
部長
事例
DX時代の最先端技術
消費者感性を予測する脳解読基盤「NeuroAI®」
【Update!!】 当日の講演レポート、資料ダウンロードはこちら>>
スマートフォンやIoTデバイス等の普及により人の行動がデータとして収集・分析できるようになり、消費者理解の高度化が進んでいます。個に対応したマーケティングや消費者中心・ヒューマンセントリックの考え方も広がってきています。NTTデータでは、人の知覚体験・行動を「脳の情報処理」と捉え、脳活動の推定・解読技術「NeuroAI」を開発しました。「脳反応」情報を用いることで消費者の感性を定量化する「ブレインセントリック」なマーケティングを提供できるようになります。本講演では、研究パートナーであるNICT・CiNetの研究者とともに、NeuroAIの技術解説を中心に、活用事例を交えながらご紹介します。
NTTデータ 社会基盤ソリューション事業本部 ソーシャルイノベーション事業部 デジタルソリューション統括部 課長代理
前田 直哉
国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT) 脳情報通信融合研究センター(CiNet) 主任研究員
西田 知史 氏
事例
グリッドデータバンク・ラボが拓く電力データ活用の未来
NTTデータでは、東京電力パワーグリッド、関西電力、そして中部電力の各社と「グリッドデータバンク・ラボ」を設立、電力データを活用し、社会課題の解決や新たな付加価値の創出に取り組んでいます。80を超える企業や地方公共団体の参画を得て、スマートメーター等の電力データと異業種データを掛け合わせて分析することで、さまざまなユースケースを検討し、有用性の検証も進めています。本講演では、グリッドデータバンク・ラボの最新の取り組みを、防災での活用やエリアマーケティングなどの事例とデモを交えてご紹介します。

チーフディレクター

テレコム・ユーティリティ事業本部
ユーティリティ事業部
企画営業統括部
統括部長
事例
人気通販サイトのDX事例に学ぶ
Salesforceを活用した顧客接点変革の取り組み
事業成長及び顧客満足度向上の鍵は、顧客中心に会社の仕組みを見直すことと、SaaSを活用した業務の変革だった。
ファッションカタログ通販のオットージャパンではSalesforceを導入・活用することで「EC」「コンタクトセンター」「デジタルマーケティング」といった顧客とのさまざまなタッチポイントをデジタル化し、DXを実現しました。本講演では、NTTデータが支援した同社の顧客接点変革の取り組みをご紹介します。

代表取締役会長 兼 社長 兼 CEO

ビジネスソリューション事業本部
デジタルビジネスソリューション事業部
部長
登録に関するお問合せ: entry@nttdata-conf.jp
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