Liquidity Master®

バーゼルIII流動性規制の各種指標値計算システム

商品概要

バーゼルIII流動性規制に対応したLCR(流動性カバレッジ比率)やNSFR(安定調達比率)を算出する、金融機関向けシステムです。分類方法や定義、掛け目設定を可能な限りパラメータ化し、今後の規制変更にも耐えうる柔軟性を実現。キャッシュフロー生成機能を有し、上流システム側でのデータ準備負荷の軽減を図っています。

システム構成・サービス構成

用途・適用業務

用途

バーゼルIII流動性規制における以下の対応

  • LCR(流動性カバレッジ比率)、NSFR(安定調達比率)算出
  • 上記の指標値計算に必要となる資産・負債の振分、シミュレーション機能、関連モニタリング指標算出 等

適用業態

  • 地方銀行
  • 政府系金融機関
  • カード会社
  • 証券会社 等

メリット・効果

01

今後の規制変更にも耐えうる柔軟性

本システム開発中や運用開始後においても、規制上の資産、負債の分類方法の定義や各分類項目の掛け目の変更が想定されます。こうした規制の変更に、システムとして如何に柔軟に対応可能かが重要と考えます。弊社パッケージでは、分類方法や定義、掛け目設定を可能な限りパラメータ化し、規制変更への追加開発コストを安価に抑え、スピード感を持った対応が可能な作りといたします。

02

キャッシュフローの内部生成によるデータ準備の負荷軽減

LCR、NSFR算出に必要なキャッシュフローを、パッケージシステム内部で生成します(預金・貸出金データが対象)。これにより上流システム側でのデータ準備負荷を軽減します。

03

監査法人の参画による規制への適合性

パッケージ開発の要件定義工程において、監査法人系のコンサルタントが参画しております。2012年8月、9月に弊社にて開催した、流動性規制対応の勉強会の際も講師を務めた、実績のあるコンサルタントです。規制対応の専門家によるパッケージ仕様確認を行い、より正確に規制に則したパッケージをご提供させていただきます。

特長

  • 日本におけるバーゼルIII要件のシステム対応はもちろん、多岐に亘るデータ取得機構の整備や短期間でのシステム導入により、お客様のニーズに的確にお応えするソリューションを提供しています。
  • これまでの規制対応・リスク管理分野でのノウハウを結集し、監査法人による仕様の規制適合性の確認も行い、安全・安心のシステムとなっております。