
量子アニーリング・イジングマシン
検証サービス
様々な用途・特徴を持つハードウェアの中で、お客さまにとって最善の選択をするサポートします。また、お客さまのビジネスや興味に合わせた技術的な調査・検証を提供します。
量子コンピュータ(Quantum Computer)とは、量子力学の現象を利用して高速な計算処理を実現するコンピュータです。IT技術が社会に広く普及していく中で、さらなる高度なビジネスを生み出す技術として高い注目を浴びています。
量子コンピュータの中でも「アニーリング型」・「ゲート型」と呼ばれる分類や、特化する領域に応じてFPGA・GPUなどを活用し高速化を目指す「イジングマシン(アニーリングマシン)」など、多くの技術が生まれています※1。
身近なスマートフォン・オフィス用パソコンから、企業や機関向けの大規模なサーバまで、現代の既存のコンピュータは幅広い業界で貢献をしてきました。
しかし、高度なAI(機械学習)やDXの機能の実現や、金融工学や化学などのシミュレーションを行う際には、既存のコンピュータで扱いきれないような膨大な計算を要求されます。莫大な計算リソースが必要なビジネスが増えていく中で、計算の原理を抜本的に変えることにより、従来には為し得なかった高速化が期待されています。
量子コンピュータは、複雑で膨大な計算を実現し、産業の下支えをする存在として研究が進められています。
計算することが難しいために諦めてきた様々なビジネスを、量子コンピュータによって実現できるのではないかと多くの企業が考えており、ビジネスにおける生産性向上から、AI・機械学習などのデータサイエンス、更には基礎科学の領域まで広範な用途での活用や検討を進めています。
NTTデータでは、量子コンピュータ及びイジングマシンを実際に動作させ計算するノウハウや知識といった高い専門性を強みに、お客さまの疑問に寄り添う技術検証・コンサルティングサービスを提供しています。
量子アニーリング・イジングマシン
検証サービス
様々な用途・特徴を持つハードウェアの中で、お客さまにとって最善の選択をするサポートします。また、お客さまのビジネスや興味に合わせた技術的な調査・検証を提供します。
ビジネス適用・組合せ最適化
コンサルティングサービス
量子コンピュータが活きる領域をビジネスから抽出するためには、技術とビジネスの両方を把握する必要があります。お客さまが持つ計算に関する課題全般に焦点を当て、幅広い解決策を提示するコンサルティングサービスを提供します。
検証結果や活用ノウハウの情報公開
研究機関・ハードウェアベンダと連携しながら、未来の技術の発展に貢献すべく、調査と情報発信活動を行っています。
量子コンピュータを活用するためには、数理最適化・AI(機械学習)からシステム開発まで幅広い知識が必要です。NTTデータは理解が難しい「量子」に対して抱く、お客さまの疑問点や興味に応えられるよう、分かりやすい分析とご説明を専門家が提供します。
「量子」とは何か把握したいお客さまから、既に業務上の計算課題を抱えていてハードウェアの検証をしたいお客さままで、業界に応じて幅広いフェーズのご要望がございます。NTTデータは、量子コンピュータに関するレクチャーから、実際にハードウェアを利用したベンチマークまで、様々なメニューを取り揃えています。
量子コンピュータ及びイジングマシンは、様々なハードウェアに応じて方式が大きく異なるため、活きるシーンや特徴が多種多様ございます。NTTデータは様々なハードウェアベンダと連携し、各社のマシンのノウハウを持ちつつ、お客さまの用途を踏まえた上で最善の選択ができるような体制を整えています。
香月 諒大
近年、数理最適化のビジネスへの応用が注目を集めている。数理最適化は、コスト・利益といった指標を最小化・最大化するために、コンピュータによって定量的にあるべき選択肢を決定する手法である。 応用先は極めて広く、データを保存・活用するほとんどの業界と関わりを持ちうるため、AI・DXの導入を進めていく中で特に意識しておきたい技術だ。 本記事では、弊社における製造業での導入例を通じて、数理最適化により得られるビジネス上のメリットや開発の流れを解説する。
データ&インテリジェンス 量子コンピュータ・イジングマシン 製造 モビリティ 流通・小売 Foresight Day
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NTT DATAは世界6カ国に、最先端技術を研究・開発するためのイノベーションセンタを設けている。各拠点がそれぞれ異なる分野の研究を行っており、昨今、実用化に向けて期待が高まっている「量子コンピューティング」もその1つだ。本稿では、イタリアにあるEMEALイノベーションセンタが取り組んでいる量子コンピューティングの研究について、BMW社と行ったハッカソンの取り組み、「量子機械学習」と「組合せの最適化」によるビジネスへの適用検討、量子強化学習によるロボットアームの制御の取り組みを紹介する。
量子コンピュータ・イジングマシン
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冨安 寛
NTTデータが毎年、最新のテクノロジーのトレンド情報をまとめ、策定する『NTT DATA Technology Foresight』。広範で客観的な情報収集をベースに、ITを最大限活用して成長を続けるビジネスの現状を考察し、その向かう先を示す羅針盤である。業界や業種を超えた競争の激化、深刻化する環境問題やエネルギー問題など、大きく変わりつつある社会情勢のなか、グローバル市場において存在感を示すには、中長期的な展望に基づく戦略の立案が重要となる。2023年1月24日~25日に開催されたNTT DATA Innovation Conference 2023では、NTTデータ 執行役員 技術革新統括本部長の冨安 寛が、最新の『NTT DATA Technology Foresight 2023』で取り上げた主要な技術トレンドを紹介。変化が激しい時代においても最適な戦略を見出すヒントを伝えた。
量子コンピュータ・イジングマシン クラウド データ&インテリジェンス Foresight Day
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NTTデータは中期経営計画(2022年度~2025年度)において、「先進技術活用力とシステム開発技術力の強化」を重要な戦略の1つと位置付けている。この戦略を現場で担うのが、世界6カ国に設立された「イノベーションセンタ」である。同センタが置かれているのは日本、北米、イタリア、ドイツ、中国、インド。本稿ではイタリア・ドイツのEMEAL(欧州・中東・アフリカ・中南米)イノベーションセンタ、および北米イノベーションセンタを取り上げ、NTTデータにおける先進技術活用とイノベーション創出の取り組み、その考え方などについて解説する。
量子コンピュータ・イジングマシン データセンター デジタル化・DX Foresight Day
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実現すれば従来型のコンピュータより高速な計算が可能となる量子コンピュータ。すでに大手金融機関では活用に向けた取り組みが本格化している。本稿では、金融業界での活用の可能性と、リスクについて紹介する。
量子コンピュータ・イジングマシン サイバーセキュリティ 金融 デジタル化・DX
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Antonio Policicchio
非構造化環境において、ロボットアームの動作を制御する興味深い手法の一つとして強化学習が登場しました。しかし多様な制御機能の学習という課題は、実世界で応用できるほどには解消されていません。これは主として、探索戦略と学習速度の遅さという2つの学習パラダイムの問題によるものです。量子計算を強化学習に応用することにより、こういった問題の解決が見込まれています。
データ&インテリジェンス 量子コンピュータ・イジングマシン ロボティクス・RPA 製造
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